こんにちは。@junk0612 です。
今回は、ちょっと変わった読書会として「何かを読む会」というのを社内ではじめます、という記事です。
「何かを読む会」とは
「何かを読む会」の内容を一言でまとめると「各自で好きな本を持ち寄って内容を共有する会」でしょうか。
「何かを読む会」では、参加者が各自で読みたいものを設定します。それぞれ自分で内容を読んでまとめ、発表資料を作り、会の時間ではお互いに参加者向けに発表し、感想や質問を共有する、という内容で進める予定です。
普通の読書会との違い
普段、社内でよくやっている読書会は「読む対象とする本を決めて、項目や節ごとに区切って読み進め、内容について議論したり、感想を言い合ったりする」という形式が多いです。「何かを読む会」は、形式的には「読む本を1つに定めず、各自が好きなものを自由なペースで読んで良い」という点が一番大きな違いです。
例えば、社内で行っている読書会には以下のようなものがあります。
読書会はそれなりに時間を使うため、あらゆる本を対象にすることはできません。参加者を集めやすくするため必然的に「エンジニアならこれは読んでおけ」と言われる種類の名著に対象は絞られます。「何かを読む会」では、自分が何を読むか決めることで他の参加者の興味に縛られず好きなものを読むことができるというメリットがあります。
また、複数の参加者間で共通理解を形成しながら進む性質上、読書会では他者のペースにある程度合わせることを要求されます。個人的にはさらっと流したいところがあったり、逆になかなか理解が追いつかず他の参加者に申し訳ない気持ちになったりすることもあります。これも「何かを読む会」では、個人でそれぞれ読み進めるためわかりやすいところはさっと流し、わかりにくいところにじっくり時間を掛けることができます。
一人での読書との違い
一方で、「何かを読む会」は読書会という性質も持っているため、一人での読書とは「読んだ内容をまとめて持ち寄り、発表し合うことで共有する」という点が異なります。
他者に説明することで自分の中での理解が深まった経験は誰しも持っていると思います。「何かを読む会」においても、説明する参加者は発表資料を作り説明する過程で、内容に対する理解を深められることが期待できます。
また、聞く側の参加者にも読んでいない本の内容を聞くことでそれを読んだつもりになれるというわかりやすいメリットがあります。
終わりに
ということで、ちょっと変わった読書会をはじめます、という記事でした。今後月1のペースで開催していこうとしているので、しばらくしたら経過内容を記事にできるといいなと思っています。