ESM アジャイル事業部 開発者ブログ

永和システムマネジメント アジャイル事業部の開発者ブログです。

永和道場の「公開稽古」を開催します(11/16〜11/20)

こんにちは。永和道場師範の @junk0612 です。

先日の Kaigi on Rails 2026 では、永和システムマネジメントのブースに足を運んでいただいたみなさま、ありがとうございました。ブースでは会期中を通して、チラシを配布しながら「永和道場」と、11月に開催する 公開稽古 をご紹介しました。

その公開稽古を、11月16日(月)から11月20日(金)にかけて開催します。この記事では、公開稽古の概要と参加方法をご紹介します。

永和道場とは

永和道場は、師範との日々の稽古を通じて、ジュニアエンジニアの土台を鍛える育成サービスです。

現在は「RDBMS 基礎」を開催しています。DB 設計の基礎から始めて、テーブルを跨いだ SQL クエリ、さらにウィンドウ関数・集合演算・パフォーマンスチューニングといった一歩踏み込んだ内容まで、段階的に稽古しています。

門下生のみなさんがそれぞれ道場での体験を記事にしてくれているので、あわせてご覧ください。

公開稽古について

公開稽古は、永和道場の稽古を社外の方にも体験していただける機会です。Zoom で開催し、参加費は無料です。

教科書として、ミック著『達人に学ぶDB設計徹底指南書 第2版』を使います。お手元にご用意の上ご参加ください。

主な対象はジュニアエンジニアの方ですが、実際に一緒に稽古する「参加」はもちろん、稽古の様子を眺める「見学」も歓迎です。若手の育成に関わっている方が、「授業参観」のような気持ちで稽古の雰囲気をのぞきに来ていただくのも大歓迎です。

カリキュラムは5日間通しての参加を前提に組み立てていますが、1日単位で参加しても途中からついていきやすいように工夫します。都合のつく日だけでもお気軽にご参加ください。

開催概要

項目 内容
日程 2026年11月16日(月)〜11月20日(金)
時間 各日 14:00〜15:00
形式 オンライン(Zoom)
教科書 ミック著『達人に学ぶDB設計徹底指南書 第2版』
対象 ジュニアエンジニアの方(見学も歓迎)
定員 なし
参加費 無料

参加方法

詳しくは、永和道場のサービスページをご確認ください。ページ上部の案内から参加登録フォームへ進めます。

agile.esm.co.jp

フォームへの入力が完了した時点で参加確定です。申し込みは開催直前まで受け付けています。

Zoom の URL は、参加登録フォームの入力完了画面に記載しています。この画面を閉じると URL を確認できなくなるので、控えておいてください。

URL がわからなくなった場合や、そのほかご不明な点があれば、参加登録フォームに記載のメールアドレスか、X の @junk0612 までお気軽にご連絡ください。

おわりに

Kaigi on Rails 2026 でお話しした方も、この記事で永和道場を知った方も、公開稽古で実際の稽古の雰囲気を感じていただけたらうれしいです。みなさまのご参加をお待ちしています。

公開稽古の日程が合わない方や、永和道場そのものに興味を持っていただいた方は、サービスページからお気軽にお問い合わせください。

永和道場のふりかえりを行いました

こんにちは。永和道場師範の @junk0612 です。

永和道場を始めてから約3.5か月が経過しました。先日、門下生3人を含めてふりかえりを行ったところ、始める前には気づかなかったようなおもしろい発見がいくつかあったので、ご紹介します。

毎日続けると成長のスピードも速い

もともと、永和道場は毎日1時間を使って開催していた社内勉強会でした。社内勉強会といえば、普通は週1回や月1回で開催されることが多いのではないかと思っていますが、この「毎日続ける」ことによる効果が意外と大きかったです。

間が空くと前回どんな話をしたか忘れてしまい、前回の復習やウォームアップにどうしても時間を取られるものですが、毎日やっていると記憶が新鮮なうちに続きができるので、その分1回の密度を上げたり全体の理解の確認に時間を割けたりと、高い効果を上げることができました。

「RDBMS 基礎」はまだ3.5か月ですが、ActiveRecord は何となく使えてもその裏で発行されているクエリの内容はおぼつかなかったという道場生から、こんなコメントが聞けるようになったのはものすごい成長だと思いませんか?

  • 全称量化子を二重否定を使って NOT EXISTS で表現するのは、さすがに頭がこんがらがりますね
  • ウィンドウ関数って SQL の中では異端な扱いだったんですね。でも便利ですよね
  • ER 図を使ってモデリングワークショップやったの楽しかったです。使い方がよくわかりました

師範による解説があると学びやすい

これは道場生の感想記事にも書いてあった内容ですが、あらためて押さえておきたい点です。

2026年も後半になった現代では、一般論について学ぶなら生成 AI に解説してもらったほうが良いでしょう。人間と違って24時間いつでも質問できますし、わかるまで根気良く解説してくれます。 ですが、人間が教える一つのメリットは経験に基づいた実践知を伝えられることです。「この知識は明日から役立つので、知っておいて損はない」「これは選択肢の一つではあるけど、だいたいの場合はトレードオフが考慮されて採用されないと思う」などの情報を交えながら話すことで、道場生の頭に浮かぶ疑問を解きつつ話を進めることができました。

たとえば、今教科書として読んでいる『達人に学ぶ SQL 徹底指南書 第2版』では、表示したい形式と異なる持ち方をしているデータについて SQL で頑張って加工する内容があります1。もちろんこれはそのまま読み進めてもいいのですが、コードの可読性もそれほど高くないしクエリの効率も良いとは言えないので「選択肢の一つとしては覚えておいていいと思いますが、僕らはアプリケーションエンジニアなので、アプリケーション側で加工したほうがずっと素直な場合もたくさんあるので、とらわれすぎないように注意しましょう」という話をしたり、ということがありました。

気になった方はサービスページから

道場生の個別の感想は記事としてすでに公開されていますので、よろしければそちらもご覧ください。

blog.agile.esm.co.jp blog.agile.esm.co.jp blog.agile.esm.co.jp

こんな感じで、道場生の3人としっかり向き合いつつ進めていて、ふりかえりの中でも「SQL に自信がなかったけど、ちょっとわかってきたかも!」というような前向きなフィードバックもいただいている永和道場ですが、ご興味のある方はぜひサービスページから参加要望をいただけますと幸いです。


  1. 本のほうでも「SQL は検索を目的とした言語であって整形は得意ではないが、そういった要望はよくあるものだし、SQL の表現力は高いので、難しいと判断してしまうのも早計だ」というニュアンスで書かれています。↩

Kaigi on Rails 2026 で「ESMの廊下」を開催します!

こんにちは!ふーが( @fugakkbn ) です。

Kaigi on Rails 2026 がいよいよ来週開催ですね!
永和システムマネジメントは Gold スポンサーとして協賛し、ブースも出展します🎉
協賛の詳細は以下の記事をご覧ください。

blog.agile.esm.co.jp

今年の ESM ブースは「ESMの廊下」です。

カンファレンスの醍醐味といえば、やはり "廊下" 。
セッションの合間にふらっと集まって、あの話やこの話で盛り上がるあの時間、いいですよね。
その "廊下" を、ブースにまるごと持ち込みます。

ブースに投函された「雑談のタネ」をネタに、ESM メンバーと一緒に雑談しましょう!
聞いてるだけでも、ふらっと混ざるのも大歓迎です。
そして、雑談のタネを投函してくれた方にはノベルティをプレゼントします。

ノベルティは「サコッシュ型保冷ペットボトルホルダー」

今年のノベルティは、サコッシュ型の保冷ペットボトルホルダーです。
カラーはベージュ・ブルーグレー・ブラックの 3 色から好きなものを選べます。

数量限定のため、なくなり次第終了となります。ご希望の方はお早めにお越しください。

こんな感じで身につけられます。(僕の服が派手で、ホルダーが目立ちにくいですが……)

ノベルティのもらい方

もらい方は 2 通りあります。
おひとり様 1 つまでのお渡しです。

1. 雑談のタネを投函する

ブースに「雑談のタネ投函カード」を用意しています。

  1. カードに書く: 匿名・30 秒で OK。愚痴やふと思ったことでも大丈夫です
  2. 投函箱に入れる: ブースで読み上げてよいかどうかは、カードで選べます
  3. ノベルティをもらう

カードには、話したいことに近いものを「技術のこと」「進め方のこと」から選ぶ欄と、どんな感じかを 3 行くらいで書く欄があります。
お名前や会社名は書かなくて大丈夫です。まとまった話でなくても構いません。

なお、「ブースで読み上げて OK」のチェックがないカードは読み上げません。その場合もノベルティはお渡しします。

2. クロスワードを解いてブースに持ってくる

会場で配布しているチラシに、エンジニアのためのクロスワードを載せています。
カギを埋めて、キーマスの①〜⑧を順に並べたら、チラシを持ってブースへお越しください。
見事正解された方にノベルティをお渡しします!

チラシの裏面では、弊社で始めた「永和道場」も紹介しています。社外の方も参加できますので、よければこちらもご覧ください。

agile.esm.co.jp

雑談タイム

雑談タイムでは、投函されたタネを読み上げて、ESM メンバーと一緒にその場で雑談します。
ブースの中に入っていただいて大丈夫ですし、聞いているだけでも OK です。
話したくなったら、ぜひ混ざってください。

雑談タイムのスケジュールは次のとおりです。

日程 時刻 内容
10/16(金) DAY 1 13:10〜 雑談タイム #1(15 分・ランチ明け、セッション前に)
10/16(金) DAY 1 15:30〜 雑談タイム #2(15 分・コーヒーブレイクに)
10/17(土) DAY 2 13:10〜 雑談タイム #3(15 分・ランチ明け、セッション前に)
10/17(土) DAY 2 15:10〜 Ask the Speaker

Ask the Speaker

DAY 2 の 15:10 からは、ブースで @taiju への Ask the Speaker を開催します。
DAY 2 の 13:30 から Lime Hall で登壇する『Hypertext on Rails — HATEOAS が示す Rails の正しさ』について、直接聞いてみたいことがあればぜひお越しください。

登壇の詳細は、こちらの記事で紹介しています。

blog.agile.esm.co.jp

おわりに

弊社からは 12 名のメンバーが現地に参加します。
ブースで皆さんとお話しできるのを楽しみにしています。気軽にお立ち寄りください!


永和システムマネジメントでは、Ruby コミュニティと共生しながら成長したいエンジニアを絶賛募集しています。

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永和道場で一歩先をいくエンジニアを目指す!

こんにちは!@ham-capです!

今日は、今年7月に社内で立ち上がったジュニアエンジニア育成のための取り組みである「永和道場」について、その実態を門下生の立場から紹介したいと思います。

そもそも永和道場とは

弊社ホームページ内にある永和道場の紹介ページには以下のように記載されています。

AI がコードを書ける時代になっても、その良し悪しを見極め、使いこなすためには、エンジニア自身の基礎体力が欠かせません。永和道場は、Ruby とアジャイルで実績を積み重ねてきた永和システムマネジメントの師範が、ジュニアエンジニアと毎日の稽古を積み重ねる育成サービスです。

https://agile.esm.co.jp/services/eiwa_dojo/index.html

また、先日公開された私以外の門下生による記事「永和道場でデータベースへの苦手意識を克服する」と「永和道場の門を叩きました」にも体験談が掲載されていますので、この記事と併せてご一読いただければ幸いです。

永和道場の良いところ

一言でいうと「一人で技術書を読むだけでは得られない機会が毎回やってくること」だと思っています。ベテランエンジニアである師範に直接、何度でも、どんな細かいことでも質問し放題であることや、師範が間違いなく良書だと判断した書籍をベースに稽古が進むため内容に不安がないこと、自分と同じ門下生と切磋琢磨し合えることなど、「道場」という形式で行われるからこそのメリットが多いと感じています。

また、師範のこれまでの経験に基づく話を聞けることもあり、基礎的な修練を積んだ先のプラスアルファの知識になっているような気がします。その意味で、永和道場での稽古を通して、将来的に一歩先をいくエンジニアになるための伏線を貼っているとも言えるかもしれません。

基本は毎日稽古

基本的に平日14〜15時に社内Slackチャンネルのハドルに集まって毎日開催されています。毎日同じ時間に稽古をするのは大変ですが、そのおかげで前回の内容を忘れてしまう前に続きに取り組めるため学習効果は高いと思います。また、同じ時間に同じ仲間で集まることでリズムが出来上がってきて、強制的に習慣化できるのもポイントです。

例えば、道場では現在RDBMSやSQLに関する書籍を題材に稽古に励んでいますが、SQLに苦手意識を持っていた私でもクエリを読むことに対する抵抗感がかなり少なくなってきました。これは週に一回ではなく毎日繰り返し取り組んでいるからこそだと思います。

永和道場はこんな人におすすめ

日々稽古に励んでいる門下生の立場から言わせていただくと、永和道場は以下のような悩みをお持ちの方におすすめできる内容だと思っています。

  • 一人で技術書を読んでいても浅い理解で終わってしまう
  • 分からないことをAIに訊ねても、その回答が現場で通用するものなのか判断できない
  • 経験に基づくアドバイスが欲しい
  • 三日坊主で学習を習慣化できない
  • 第三者からのフィードバックが欲しい
  • 同じ分野を学ぶ仲間が欲しい etc.

上記はあくまで一例ですが、ざっくりまとめると、一人で行き詰まりを感じている方には特におすすめです。

さいごに

毎日継続するのは大変に感じることもありますが、数ヶ月通っただけでも自分一人では得られなかった気づきや知見がたくさんあったなと感じています。私は今後も道場に通い続けることになるため、もしかするとこの記事を読んでくださっている方と共に稽古をする日が来るかもしれません。その時は一緒に切磋琢磨しましょう!

永和道場について少しでも気になった方は、下記の永和道場紹介ページからお問い合わせください。

お待ちしております!

agile.esm.co.jp


株式会社永和システムマネジメントでは、Ruby とアジャイルソフトウェア開発を通じてコミュニティと成長したいエンジニアを絶賛募集しています。

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永和道場の門を叩きました

こんにちは!Ryo です! 入社して早2ヶ月が経ちました。今回は、門下生として参加しいてる永和道場についてお話ししていこうと思います。

永和道場とは

AI時代のジュニアエンジニアの土台を鍛えることを目的とした育成塾です。10年以上の経験をもつ師範のもと現在はRDBMSを中心に、毎日稽古に励んでいます。

agile.esm.co.jp

参加のきっかけ

入社し、1か月ほど経ったタイミングで永和道場に参加しました。

データベースの基礎的な内容については学んでいました。ただ、学んだ知識が十分に定着しておらず、SQLに対しては苦手意識が残っていました。

入社後、実務の中でSQLを読む機会があり、Active Recordの使い方には少しずつ慣れてきた一方で、その裏側にあるSQLやデータベースについては、まだ理解が足りていないと感じることがありました。

そんな中で永和道場が開催されることを知り、SQLやデータベースについて基礎から学び直し、SQLへの苦手意識をなくそうと思い、永和道場に参加しました。

永和道場で学んだこと

永和道場では、SQLの書き方だけではなく、データベースについて基礎から幅広く学びました。

講義では、データの物理配置やディスク、RAIDといったデータベースを支える仕組みから、モデリング、ER図、関数従属性などのデータベース設計に関する内容まで扱いました。普段Railsを使っているだけでは、なかなか意識することのない部分について学べたのが印象に残っています。

また、パフォーマンスの悪いSQLを題材に、どのように改善できるかを考える機会もありました。CASE式やウィンドウ関数などを使ってSQLを書き換え、実際に課題として自分でSQLを書くことで理解を深めていきました。

普段Active Recordを使っていると、CASE式やウィンドウ関数を自分で書く機会はあまりありませんでした。そのため、SQLではこういう書き方ができるのかと驚くことも多く、SQLそのものが持つ表現力を知れたことが特に印象に残っています。Active Recordの使い方を覚えるだけでなく、その裏側にあるSQLについて知ることの大切さも感じました。

さらに印象に残ったのは、パフォーマンス上の問題をSQLの書き方だけで解決しようとしない、という考え方です。

SQLを工夫すれば改善できることもありますが、場合によってはデータベース設計そのものを見直したほうがよいこともあります。一つの技術だけですべてを解決しようとする「スーパーソルジャー病」に陥らず、それぞれの方法のメリット・デメリットやトレードオフを考えながら解決策を選ぶことの大切さを学びました。

また、講義を聞くだけではなく、門下生同士で一緒に取り組む機会もありました。モデリングについて意見を出し合ったり、課題で分からないところを一緒に考えたりと、みんなでワイワイしながら取り組めたのも楽しかったです。

一人で考えているだけでは気づかなかった考え方に触れることもあり、他の門下生と一緒に学ぶことも永和道場の魅力の一つだと感じました。

参加して感じた変化

永和道場に参加したことで、SQLに対する苦手意識が以前より減りました。

参加前はSQLを読むことに難しさを感じていましたが、講義で基礎から学び、課題で実際にSQLを書くことで、以前よりもSQLを読めるようになったと感じています。また、課題に取り組む中で、自分で考えてSQLを書き、問題を解けるようになったことも嬉しかったです。

普段使っているActive Recordに対する意識にも変化がありました。これまではActive Recordの書き方に意識が向いていましたが、今ではコードを書くときに、裏側でどのようなSQLが発行されるのかも意識するようになりました。

今回の永和道場を通して、SQLへの苦手意識を減らすことができただけでなく、Active RecordとSQLの繋がりも意識できるようになったことが、参加して良かったと感じたところです。 今後も実務でSQLに触れながら、今回学んだことを定着させていこうと思います。

Rails / OSS パッチ会 2026年10月 (オンライン開催) のお知らせ

2026年10月の Rails / OSS パッチ会を 10月8日(木)に Discord でオンライン開催します。

この会をひとことでいうと、日頃のお仕事で使っている Rails をはじめとする OSS について、upstream にパッチを送る会です。

会には Ruby と Rails のコミッターで、RubyKaigi のチーフオーガナイザーでもある顧問の a_matsuda もいますので、例えば Rails に送るパッチのネタがあるけれど、パッチを送るに適しているかの判断やパッチを送る流れが悩ましいときなど a_matsuda に相談して足がかりにするなどできます。

開催時間は 17:00-19:00 となりますがご都合のあう方はぜひご参加下さい。

Discord の Rails/OSS パッチ会サーバーへの招待 URL は以下です。

discord.gg

先月開催された Rails World 2026 や、来週開催される Kaigi on Rails 2026 の話題などあると思います。

rubyonrails.org

kaigionrails.org

これからパッチ会に参加してみたいという方、OSS 開発者間の会話に興味があるので聞いてみたいという方もお気軽にどうぞ。


永和システムマネジメントでは、Ruby とアジャイルソフトウェア開発を通じてコミュニティと成長したいエンジニアを絶賛募集しています。

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永和道場でデータベースへの苦手意識を克服する

こんにちは!@maimuです。

今年の7月から新たな取り組みとして始まった「永和道場」に門下生として参加しています。

agile.esm.co.jp

今回の記事では永和道場への参加を通じて、自分が特に苦手意識を持っていたデータベース周りの不安を払拭できたことについて書きたいと思います。

永和道場参加前の私

私は現在エンジニアとして働き始めて丸3年が経ちました。 できることは確実に増えているのを実感しつつ、勉強不足だと感じる分野もまだまだあり、その一つがデータベース関連でした。

担当しているプロジェクトではモデリングをしたり SQL のクエリを書く機会はもちろんあって、様々なケースの経験を積むことができました。 一方で、理解の程度を振り返ると自分の言葉でうまく説明ができなかったり、一度やったことはあっても次に応用が効かない場面があり、思ったように身に付いていないことを実感していました。

道場での取り組み

永和道場に参加するようになり、平日に毎日1時間 RDBMS をテーマに学習する日々が始まりました。 「毎日」と聞くと驚かれる方もいるかもしれませんが、振り返ってみると「毎日」RDBMS について考える時間を取れたことがとても良かったです。 私の課題だった自分の言葉でうまく説明できない、応用が効かないというのは、基本について理解を深める時間が圧倒的に足りていなかったからです。時間に加えて、SQL のクエリも基礎から応用までかなりたくさん書いたことで身につけるために不足していた数を補うことができました。

例えば、プロジェクトで過去に再帰 CTE を使ったクエリをレビューする機会がありました。再帰 CTE 以前に共通テーブル式もまともに使ったことがなく、初めて見た複雑なクエリにこれはなんだ・・・と圧倒された記憶があります(笑)。 当時もサンプルコードを見ながら簡単なクエリを書いてみて、共通テーブル式とは?再帰 CTE とは?の漠然としたイメージは掴んでいたのですが、実装の選択肢として自分で考えて選択できるほどは理解できていませんでした。

永和道場で、改めて共通テーブル式の構文から見ていって、100までの数を再帰 CTE で書いてみたり、フィボナッチ数列にもトライしてみたりしていった結果、ようやく他の場面でも自分で考えながらクエリを書けるようになってきました。

100までの数をお手本無しで再帰 CTE で書けたときは嬉しかったです(笑)。

WITH RECURSIVE T (num) AS (
  SELECT 1 AS num            
  UNION ALL
  SELECT num + 1                       
  FROM T
  WHERE num < 100
)
SELECT num
FROM T;

ただ、再帰 CTE はパフォーマンス面は要注意なので、書けて喜んだ後は現実世界の要件とも向き合う必要があると気づかされました。

師範と門下生

「道場」とあるように学習を導いてくれる師範と一緒に学ぶ門下生がいることがすごくよい体験でした。まず、師範のおかげで学習中に変な方向にずれてしまったりすることなく、押さえるべきポイントを効率的に学べたことが良かったことです。例えば学習内容について RDBMS のレイヤーではなく Rails のレイヤーから考えた上での質問をよくしてしまっていたのですが、そういう部分も「師範」と会話することで、自分の視点を変えて考えないといけないということに気がつけました。門下生とは一緒にモデリングを考えたり、宿題をうんうん唸りながらみんなで解いたり、質問を通じて自分にはなかった視点や理解を得られたり。「一人」で学習することでは得られない良さがたくさんありました。

モデリングの実践はレシートを題材にエンティティの抽出から始まり、正規化、ER図の関連や多重度について具体的に話し合いながら取り組みました。実際にやってみることで、アンチパターンと言われる「列持ち」テーブルを生み出しそうになっていることに気づいたりして、一度学んで分かったと思っても実践するとうまくいかないという体験ができて面白かったです。その「うまくいかない」からより理解を深めることができました。

道場に参加したことで感じる変化

道場参加前はモデリングは自信がなかったし、プロジェクトで複雑なクエリを見るとうおぉぉ・・・と少しビビりながら読み解いていました。自分でクエリを考えるのは一番苦手なことでした。 道場に参加して集中的に RDBMS について学んだことで、自信のなさ・不安・苦手意識と言ったネガティブな感情が以前よりも和らいできたと感じています。

個人で開発している Web サービスでは、データの抽出や更新が必要なときは積極的にクエリを書いてみるようにしていて、仕事ではあまり出番のないウィンドウ関数も使ってみたり、どういう場面で活用できるかなどを考えています。※ちょっとだけ自己満込み

道場で学んだ内容は明日からの仕事に直接役立つ!という類のものではないのですが、モデリングで経験したアンチパターンだったり、「なぜ良くないのか?それを選択するとどうなるのか?」という本質的な学びを得ることができたことが一番の収穫ポイントだと感じています。誰かから聞いたから、記事に書いてあったからこれは良くない、ではなく、レシートのモデリング演習で列持ちテーブルを作りそうになったときのように、なぜそれがアンチパターンなのか、選んだらどうなるのかを自分の言葉で説明できる。そんな考える基礎体力を鍛えることができたと実感しています。


永和システムマネジメントでは、Ruby とアジャイルソフトウェア開発を通じてコミュニティと成長したいエンジニアを絶賛募集しています。

agile.esm.co.jp