こんにちは。構文解析器研究部員のS.H.です。
アジャイル事業部内ではじめたRuby Hack Challengeについて紹介します。
Ruby Hack Challengeとはなにか?
元々はRubyコミッターのko1さんがCookpadで開催されていたRubyの内部をハックするイベントです。 Rubyの内部実装を読んだり、Cのコードを変更して新しいメソッドを追加したりとRubyをより身近に感じられるイベントです。
それを社内向けに勉強会として始めてみました。
はじめたきっかけ
元々、ko1さんたちが開催されていたRuby Hack Challengeに何度か参加していました。 また参加していく中で「Rubyをハックできる人を増やしたい」なという思いがあり、そこで僕がオーガナイザーをしているHamada.rbでもforkとして開催していました。
また、Hamada.rbで開催していた時に溜まっていたノウハウが社内向けに活用できそうだったことと、「社内Ruby Hack Challengeやりたいな」と元々思っていたことなどもあり、Kaigi Effectで一気にやる気に火がついた勢いで始めました。
やっている内容
基本的にはRuby Hack Challengeのチュートリアルをベースに進めています。
また参加者にMacを使っている人が多いので、Mac向けのビルド手順なども別途用意したりしています。
初回はRubyのビルドを行い、全員がminirubyが動くところまで進みました。
また余談としてUniversal Parser を有効化する方法なども紹介しました。
今後
当面はRuby Hack ChallengeのチュートリアルをベースにRubyの内部実装の話をしつつ、独自メソッドの追加などのハックをしていきたいと思います。
個人的な野望としては、「Ruby本体にパッチを送れる人を増やしていきたいな」と思っているのでゆるく長く続けていければと思います。
永和システムマネジメントでは、Rubyのハックを通じてコミュニティと成長したいエンジニアを絶賛募集しています。