ESM アジャイル事業部 開発者ブログ

永和システムマネジメント アジャイル事業部の開発者ブログです。

ESM アジャイル事業部が購入している書籍たち (2022 秋)

読書の秋ですね。書棚を見ればその人がわかるといいますが、永和システムマネジメント アジャイル事業部でも運用している書籍購入支援制度で購入されている書籍をリストアップします。

この制度自体が運用し始めて長くなってきているため、直近の一年くらいに絞った内容です。メンバーたちがどのような書籍を購入しているか、読書の秋の参考にどうぞ。

★は複数人が購入。★★はその中でも購入が多かったタイトルです。

Ruby

@kakutani フェローが絶賛翻訳中の『研鑽Rubyプログラミング β版』がよく購入されており、特に昨年の Kaigi on Rails での @kakutani 発表後に購入者が増えていました。

  • 研鑽Rubyプログラミング β版 ★★
  • なるほどUnixプロセス ー Rubyで学ぶUnixの基礎 ★
  • Polished Ruby Programming: Build better software with more intuitive, maintainable, scalable, and high-performance Ruby code
  • メタプログラミングRuby 第2版
  • あなたの知らない超絶技巧プログラミングの世界

研鑽Rubyプログラミング β版www.lambdanote.com

JavaScript / TypeScript

いまはフロントエンドに TypeScript を採用しているプロジェクトが多く、そのアドバンスドやキャッチアップとして購入されています。

  • プロを目指す人のためのTypeScript入門 安全なコードの書き方から高度な型の使い方まで ★★
  • プログラミングTypeScript―スケールするJavaScriptアプリケーション開発
  • 手を動かしながら学ぶ TypeScript
  • TypeScriptとReact/Next.jsでつくる実践Webアプリケーション開発
  • JavaScript 第7版
  • ハンズオンNode.js
  • Node.jsデザインパターン 第2版

Rust

弊社でも一部で Rust 熱が高まっています。

  • プログラミングRust 第2版
  • 並行プログラミング入門 ―Rust、C、アセンブリによる実装からのアプローチ

Web

時代時代で進んでいく Web の世界で『Real World HTTP 第2版』がもっとも購入されていました。

  • Real World HTTP 第2版―歴史とコードに学ぶインターネットとウェブ技術 ★★
  • Every Layout モジュラーなレスポンシブデザインを実現するCSS設計論 ★
  • 体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方 第2版 脆弱性が生まれる原理と対策の実践
  • Web配信の技術―HTTPキャッシュ・リバースプロキシ・CDNを活用する
  • HTML解体新書-仕様から紐解く本格入門
  • Atomic Design ~堅牢で使いやすいUIを効率良く設計する
  • 雰囲気で使わずきちんと理解する!整理してOAuth2.0を使うためのチュートリアルガイド
  • Webブラウザセキュリティ ― Webアプリケーションの安全性を支える仕組みを整理する
  • OpenAPI 3を完全に理解できる本

データベース

いまも昔もジョー・セルコの『プログラマのためのSQL』は変わらず鉄板のようです。

  • プログラマのためのSQL 第4版 すべてを知り尽くしたいあなたに ★★
  • 詳説 データベース―ストレージエンジンと分散データシステムの仕組み
  • データベースパフォーマンスアップの教科書 基本原理編
  • SQLパズル 第2版~プログラミングが変わる書き方/考え方
  • 達人に学ぶSQL徹底指南書 第2版 初級者で終わりたくないあなたへ

クラウド

実務で AWS をやっていくメンバーを中心に購入されていました。

  • AWSコンテナ設計・構築[本格]入門 ★★
  • AWSではじめるインフラ構築入門 安全で堅牢な本番環境のつくり方
  • 図解 Amazon Web Servicesの仕組みとサービスがたった1日でよくわかる

ソフトウェア設計

『達人プログラマー』と『Patterns of Enterprise Application Architecture』は社内読書会が開催されている流れで購入者が多かったです。

  • 達人プログラマー ―熟達に向けたあなたの旅― 第2版 ★★
  • Patterns of Enterprise Application Architecture ★★
  • エンタープライズアプリケーションアーキテクチャパターン ★
  • 良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門 ―保守しやすい 成長し続けるコードの書き方 ★
  • ソフトウェアアーキテクチャの基礎―エンジニアリングに基づく体系的アプローチ ★
  • Building Event-Driven Microservices: Leveraging Organizational Data at Scale
  • リファクタリング 第2版
  • UML モデリングのエッセンス 第3版
  • エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計
  • ドメイン駆動設計入門 ボトムアップでわかる!ドメイン駆動設計の基本
  • Clean Craftsmanship 規律、基準、倫理
  • Code Reading オープンソースから学ぶソフトウェア開発技法
  • コンピュータシステムの理論と実装 ―モダンなコンピュータの作り方
  • A Philosophy of Software Design, 2nd Edition
  • System Design Interview – An insider's guide, Second Edition

Linux

社内 Slack に #shellgei チャンネルがあり、そこを発端としたシェル芸ブームの流れで、一時期『1日1問、半年以内に習得 シェル・ワンライナー160本ノック』がよく購入されていました。

  • 1日1問、半年以内に習得 シェル・ワンライナー160本ノック ★★
  • Linuxブートキャンプ サーバ操作/OSのしくみ/UNIXネットワーク ★
  • ふつうのLinuxプログラミング 第2版 Linuxの仕組みから学べるgccプログラミングの王道
  • スーパーユーザーなら知っておくべきLinuxシステムの仕組み
  • 独習Git

運用

受託開発もとうに開発だけして終わりといった時代ではなく、開発運用を前提としたサービス開発を行っており、たびたびこの系列の書籍が選ばれています。

  • システム運用アンチパターン ―エンジニアがDevOpsで解決する組織・自動化・コミュニケーション ★★
  • SRE サイトリライアビリティエンジニアリング ―Googleの信頼性を支えるエンジニアリングチーム ★
  • Googleのソフトウェアエンジニアリング ―持続可能なプログラミングを支える技術、文化、プロセス ★
  • 入門 監視―モダンなモニタリングのためのデザインパターン ★

その他

余談ですが、『暗号技術入門 第3版』は初版の謝辞を見ると。。。

  • 暗号技術入門 第3版 秘密の国のアリス ★
  • ピープルウェア 第3版

もちろんこちらに挙がっていない書籍で個人的に読まれているものもあると思いますが、今回は会社の制度を通した書籍に限定して取り挙げています。新しいことをより学んでいく気持ち自体は本人からしか現れない中で、書籍購入支援制度は学びを補助するのにうまく働いているようです。

最も購入されていた書籍 (ESM Bookshelf of the Year 2022) 🥇

ちなみに最も購入されていた書籍は、社内 Slack チャンネルもある『1日1問、半年以内に習得 シェル・ワンライナー160本ノック』でした。

このように読書会が開催される書籍や、現場で直面している書籍などは制度の活用対象で良く選ばれています。興味のある書籍があれば手に取ってみると新しい発見があるかもしれません。


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