こんにちは!maimuです。
昨年12月に東京都三鷹市で中高生国際Rubyプログラミングコンテスト2023 in Mitakaが開催されました。
「つくりたい!が世界を変えていく!」をテーマに中高生がプログラミングを学び、自分でコンピューターを動かしたときの感動やつくった作品を発表する経験を通して将来への夢をはぐくむことを目的に毎年実施されているイベントです。永和システムマネジメントはスポンサーとして参加し、部門賞として「永和賞」を選出しました。
今回のコンテストではWebアプリ・IoT部門で金光峻希さんが最優秀賞と永和賞を受賞されました。
永和賞受賞の副賞として書籍のプレゼントと金光さんを東京の弊社オフィスにお招きして交流会を開催したため、その内容をレポートとしてまとめたいと思います!
好きなRubyメソッドは?の自己紹介からワイワイ開発タイム
金光さんとの交流会は1月末に永和システムマネジメント東京支社で開催しました。
アジャイル事業部所属の
の3名が交流会の企画担当として、当日どんな風に進めていくかなどを話し合いながら準備を進めていきました。
交流会当日は以下のタイムテーブルを用意していたのですが、話が盛り上がりすぎて時間が足りなくなるほど充実した会となりました。
自己紹介ではアジャイル事業部恒例?の「好きなRubyメソッド」についてを紹介し、話が弾み始めた頃に金光さんが開発されたアプリに軸を移して技術選定についてや最新技術へのキャッチアップの仕方、Rubyについてなどプログラミングに関する話題でワイワイ会話しながら開発作業タイムを楽しみました。
金光さんの開発されたアプリ「SQSO Web」
金光さんはSQSO Webというアマチュア無線のログ(交信記録・業務日誌)を作成するための Web アプリケーションを開発されました。
アマチュア無線の部活用PC(GNU/Linux)で使えるログソフトが無かったことから、自分の状況に合ったログアプリをスマートフォンやタブレットからも利用できるようにするため自分自身でWebアプリとして開発したそうです。
Rakefile、ディレクトリ構造、サーバー起動用のシェルスクリプト、Rodauthの導入などバックエンドもこだわりが詰まったWebアプリです。
弊社アジャイル事業部では普段Ruby on Railsを利用して開発をしていますが、金光さんがご自身のアプリに利用された技術への洞察が深く「RodauthとRailsの組み合わせはどうですか?」と逆に提案をいただいて盛り上がる場面もありました。
スペシャルゲストの登場
金光さんのアプリではフレームワークとしてRodaを使用されています。
その繋がりでRodaの開発者であるJeremy Evansさんの書籍『研鑽Rubyプログラミング』を永和賞の副賞としてプレゼントすることになりました。
研鑽Rubyプログラミングは弊社フェローである角谷信太郎さんが翻訳者であることから、交流会当日角谷さんにもご参加いただけないかご相談したところ快諾いただき、スペシャルゲストとして盛り上げていただきました。
交流会を終えて
今回、オンラインではなくオフラインの場で交流会を開催したのですが、プログラミングが大好きな人達が同じ場に集まり、ワイワイすることで生まれる「場の熱量」を体感し、会に参加した永和メンバーもとても良い刺激をいただく機会になりました。
金光さんからも以下の感想をいただき、その場にいた全員が有意義な時間を過ごせたのではないかと思います。
交流会が始まるまでは緊張していましたが、皆様が温かく迎えて下さったお陰で、楽しく過ごすことができました。 バグの修正や新機能の追加についてなどアドバイスを頂き、大変勉強になりました。 また、読みたいと思っていた『研鑽Rubyプログラミング』を頂き、その上訳者の角谷様よりサインを書いていただき、とても感激しました。
金光さん自身は開発されたアプリの機能追加も検討されていて、今後の拡張がとても楽しみです。
金光さん、東京までご訪問いただきありがとうございました!
アジャイル事業部のRubyアジャイル受託開発は、アジャイル開発を10年以上続けて培った、決して手法や方法論ではまとめきれない、実践知や価値観、それを届ける人で構成されています。Ruby とアジャイルソフトウェア開発を通じてコミュニティと共感していけるお客様とエンジニアを絶賛募集しています。