nsgc です。この記事は、ESM Advent Calendar 2023 - Adventarの7日目の記事です。
私は普段エンジニアをしていますが、カジュアル面談で会社や事業部についてお話をさせていただくこともちらほらあります。 そんな話し合いの場で、頂いた質問と回答を幾つかご紹介しようと思います。
私たちは受託開発という業務内容から、具体的にどういう会社なのかイメージが湧かないこともあるかと思いますので、 ぜひご参考になればと思います。
Q. お客さんとはどのように開発に関わるのか?
私たちが参加するプロジェクトでは、お客様も含めて 1 つのチームとして開発することが多いです。
お客様のエンジニアと一緒に設計をしたり、プログラミングをしたり、コードレビューを行ないます。 朝会、イテレーションでの計画やふりかえりといった活動も一緒に行ないます。
プロダクトの責任者(プロダクトオーナー)と会話しながら、プロダクトをより良い方向に導くお手伝いをすることもあります。 言われた通りに作るのではなく、やりたいことをベースにこちらから提案をしたり、お客様の課題を解決するために、一緒に考えることも多いです。
Q. 登壇しているのをよく見ますが、登壇するのは強制なのでしょうか?
RubyKaigi などで登壇しているメンバーもいるのでよく聞かれますが登壇は強制やノルマはありません。エンジニアコミュニティと関わるのが好きなメンバーが多いという点は挙げられそうです。
加えて、エンジニアリングマネージャーとの 1on1 でコミュニティ活動についての相談をしたり、プロポーザルを考える会(CFPを考える会)などを開催し、興味のあるメンバーや登壇したいメンバーの後押しやサポートをする仕組みがあるので、発表する機会は多いのかもしれません。
Q. 長いプロジェクトはどれくらい?その Railsバージョンは?
一番長くお付き合いのあるプロダクトは、2011年から現在も続いており12年目になります。 Rails 3.0.3 から始まっており、先月アップグレードし 7.1.2 になりました。 Ruby は 3.2.0 です。
多くのプロジェクトでは、Ruby や Rails は、なるべく最新の状態を追随するようアップグレードしております。 セキュリティフィックスやバグフィックスを早急に取り込めるのと、新しい機能を速く使えるようにするためです。
Q. フロントエンドについて「React 推し」「Vue 推し」「Hotwire 推し」とかありますか?
バックエンドは、ほぼ Rails を用いているサービスに関わりますが、プロジェクトによってはフロントエンドを触る機会も多いです。
ただし、アジャイル事業部として、どれかを推しているというのは特に無く、そのチーム毎にプロジェクトの状況やメンバーでの話し合いのもと選択しています。
現在は React を採用しているチームが多いです。
Q. 年齢を重ねても現場でコードを書き続けることはできるのか?
キャリアとして、年をとったらマネジメントを専門にする役割(いわゆるマネージャー)にならないといけないということはありません。 エンジニアとしてあり続ける事ができ、プログラミングをし続ける事ができます。
ただし、ベテランには、若手、後輩の育成や事業部の持つ課題への取り組みなども求められます。
さいごに
株式会社永和システムマネジメントでは、Ruby とアジャイルソフトウェア開発を通じてコミュニティと共生しながら成長したいエンジニアを絶賛募集しています。 ブログの内容で私たちに興味を持った方、ぜひこちらからどうぞ。