ESM アジャイル事業部 開発者ブログ

永和システムマネジメント アジャイル事業部の開発者ブログです。

みんなでわいわい。「Kaigi on Rails のプロポーザルを考える会」をやりました

最近読んでいる RFC は 791 な @yucao24hours です。

ことし 10 月 3 日に開催される予定の Kaigi on Railsの CFP が、7 月 31 日をもって締め切られました。みなさん、悔いなく提出できましたでしょうか?

利用者数が多い Rails に特化した新たなカンファレンスという事実も然ることながら、オンライン開催となり参加に際して物理的位置に縛られなくなったのもあり、間違いなく多くの方が参加を前提に大注目しているカンファレンスであろうと思われます。

今回アジャイル事業部では、RubyRailsアジャイル開発に関する講演で数多くの登壇経験がある koic さんのアイディアにより、「Kaigi on Rails のプロポーザルを考える会」というものを実施しました。これがまた期待以上にとっても楽しかったので、その様子をお伝えします。

どんなことしたの?

会の参加の目的は以下のような感じで…

  • 実際にプロポーザルを書いてきてクロスレビューする
  • 他の人の書くプロポーザルや講演テーマに触発されたい
  • それらがどんなものか会自体を社会見学する

登壇に興味のあるメンバーは任意で事前にプロポーザルの下書きを esa に投稿しておいたうえで、当日は Meet でつなぎながら、その esa を見てみんなでクロスレビューをしました(== お互いがお互いにレビューしあう)。

また、プロポーザルを作る過程での悩みごとや迷っていることをその場で相談して、発表方針の改善に役立てることもできました。大勢の観点を交えることのメリットが活きたのではないかなと思います。

会は全部で 3 回開催されましたが、「プロポーザル出すぞ!!!!!1」というメンバーや「みんながどんなことを話してるのか聞いてみたいな」という有志のメンバーがたくさん集まりました。

やってみてどうだった?

わたしの感想としては、なによりもまずこの会自体がすごく楽しくて。

時間の限られた「発表」となると必然的に話題と主旨を distilled することになりますが、それによって発表内容にそれぞれの個性がはっきりと反映されていて、それらを眺めるのがとてもおもしろかったです。

また、プロポーザルと聞くと何となく敷居が高い気がして、自分からは遠いところにある到達点のように感じていましたが、こうしてワイワイ好きな技術の話をすることの延長線だと考えれば実はとっても身近でトライしやすいものなのかもしれない、と思えるようになったのも収穫でした。好きなことの話はいくらでもしたいですからね、たとえば DNS の話とか。

結果として、わたしもプロポーザルを仕上げて提出することができましたので、本当に「プロポーザルを考える会」サマサマです!

成果のほどは...?

気になる実施の成果ですが、最終的に、弊社からはわたしを含め 6 名のメンバーがプロポーザルを提出することができました。

さて、審査の結果やいかに…次回、「スピーカー、決定。」乞うご期待!!!