ESM アジャイル事業部 開発者ブログ

永和システムマネジメント アジャイル事業部の開発者ブログです。

RubyKaigi 2024 に参加しました && 初登壇してきました

こんにちは。@junk0612 です。 今回は、RubyKaigi 2024 の参加記と、自分が初めて登壇した感想、および裏話を少しお届けしようと思います。

登壇以外の参加記

Day0

11:35 HND → 14:20 OKA の飛行機で沖縄へ移動しました。初めて空港ラウンジを利用してみたり、待機スペースで同便の Rubyist のみなさんにお会いしたりなど、RubyKaigi の機運の高まりを感じました。やや余談ですが、@kasumi8pon が土曜日から前入りしていて、場所も考えるとかなりアリな選択肢だったなあとちょっと後悔したりしました。来年はどうしよう。

今回は otoge.rb1 の会合がバスで30分かかるラウンドワンで行うしかなかったためスケジュールがタイトになってしまい、行脚はつけられたものの正直音ゲー欲は全然発散できなかったです……

夜は弊社主催の Night Cruise でした。生憎の天候でしたが、完全な立食にせず座れる場所を残しておいたおかげで、参加者同士でゆっくり交流を深めていただいていた様子が観測できてよかったです。イベントの準備 && 会場の下見にも行った @fugakkbn@haruguchi お疲れ様でした!

パーサーについて話していたテーブルのようす

その後はパッチモンスターこと @nobu さんを誘って2次会に行ったり、〆ステーキ食べるぞと思って行った店が営業時間外で若干グダったりしつつ、自分は 1:30 くらいに宿に帰った気がします。

Day1

前日のうちに check-in を済ませておいたおかげでスムーズに会場入りし、@tompng さんの Keynote を聞きました。やっぱり意味がわからなかった。いやなんというか、一応 Ruby を仕事にして8年くらい経つはずで、おかげで個々に使われているテクニックは説明されればわかるようになってきましたが、作品のアイディアは何を食べたら思いつくのかもわかりません。社内で Quine 部が立ち上がったので、来年の TRICK に向けて勉強させていただこうと思います。でもあんまりパーサーいじめないでね……

そして次が、Lrama 勢としては見逃せない The Bison Slayer こと @yui-knk さんのセッションでした。一言で言えば Parser Keynote でした。全編を通して理解が追いつかなかったところはさすがになかったのですが、逆に言えば金子さんの情報整理とか言語化が巧みだったので、引っかかることなく聞けてしまったということなのでしょう。30分ずっと LT のペースで喋り続けたら守礼門の画像も休憩用に入れたくなるってもんです。

そして、Official Party の会場で Lrama のコミット権をもらいました。

パーサーについて話していたテーブルで Lrama のコミット権をもらったようす

その後、クラフトビールが美味しいお店に2次会で行きました。このとき一緒にいた @ydah さんが翌日発表のプレッシャーからか一言も喋らず黙々と飲み続けていて、大変そうだなあと思っていました2。結局自分は、3次会で @yasulab さんはじめいろんな方と合流→ステーキヒカルで〆て帰りました。

Day2

@ydah さんの発表を聞きに行きました。作ったもの (Parameterizing Rules) の面白さとか便利さを伝えたいという思いが随所ににじんでいた発表だったなあと思いました。これからもよろしくお願いします! @hasumikin さんの発表@koic の発表@S.H. とパーサー界の黎明卿こと @yui-knk さん2名を含むLT と、パーサー関連の発表がこの日は多かったですね。

日中は発表前の誰かを見つけては「緊張してんスか???大丈夫っスよー、頑張ってください」って9割煽って1割励ますセリフをずっと言ってた気がします。

夜は Leaner さんの YAKINIKU を食べつつ、パーサーについて話してました。

その後カラオケに行きましたが、事前に Discord でボドゲの募集があったため、全く歌わずにボドゲをやっていました。たしか遊んだのは『支離滅裂』と『グッズメイカー』です。

プレイヤーを変えつつ何回か回していたら24時を回ってしまい、さすがに翌日発表の身で最後までいるのもなぁ、ということで切り上げ、大人しくホテルに帰って寝ました3

Day3

無事にすっきり起床し、Ruby Committers and the World を最前列で見ました。今年は進行の上手さもあってか特に面白かった気がします。隣に座った @katsyoshi さんとああだこうだ言いながらだったのもよかったのかも。

見たあとはさすがに緊張からかそわそわしてしまって他の発表を見る気になれず、廊下の椅子で発表練習して通りがかった @m_pixy に「緊張してんの??」とにやにやされたり、@ima1zumi さんに会ってお昼休憩中に通訳の方と打ち合わせなんですよ、と話したら「じゃあ今からお昼食べてきたらいいんじゃないですか?」と言われてなるほどと思って早めのお昼に繰り出したりしました。

お昼は最初に国際通り入口の A&W を見に行ったんですが修学旅行生でごった返していて打ち合わせまでに戻れなそうだったので、結局会場近くの「三丁目そば」で食べました。待ってるところでたまたま隣に座った @shutooike さんに声をかけていただいたんですが、打ち合わせの時間が迫ってきていて大したお話ができず……。頼んだ「冷やしそば」も好きな味で美味しかったのに、味わっている暇がなかったのが悔やまれます。

戻って通訳さんとの打ち合わせを済ませ、またそわそわ会場をうろついては出会った知り合いに緊張をぶつけることを何回か繰り返したら、そもそもなぜ緊張しているのかわからないことに気がつき、不思議とそれで緊張がほぐれました。やってやるぞ、という気持ちになりました。

発表後は、 @ydah さん、@sylph01 さんと、会場の隣にあったビアカフェでプチ打ち上げをし、Matz keynote を聞きに行きました。前のほうが空いてれば分かれて座ろうかなと思っていたのですが @sylph01 さんが一緒に座りたがるので、どうしたんだろうと思いつつ後ろの隣り合った席で Closing まで聞いていたら、来年の会場が松山と聞いて合点がいきました4。誘致お疲れ様でした、そしてローカルオーガナイザー業頑張ってください。個人的には道後温泉本館と紅プリンセスがかなり楽しみです。

終わったあとは歩いて After Party の会場へ。途上で Ginza.rb の復活の話を聞いたり、会場で「聞いてなかったけどどんな話したんですか」と言われたので嬉々として PC を取り出してダイジェストトークをしたり、@kokuyouwind さんにボドゲの話をしつつ Error tolerant なパーサーの参考になりそうな HTML5 に関する論文を紹介してもらったり、パーサージェネレーターに興味があるという方がいたので無限にパーサーの話をしてみたりなどいろいろありましたが、項目が長くなってきたのでそれぞれ詳しくは直接聞いて下さい。

さらに Ruby Music Mixin に @sylph01 さんと @UVB_76 さんが DJ として参加するということで聞きに行きました。セトリ良かったです。めっちゃノれた。翌日の予定があったので無理をしないところで帰ろうとしたら松田さんが外にいて、たしか @hand_accident さんと3人でステーキヒカルで〆て終わりにしました。

Day(4..)

土曜日は予定通り、レンタカーを借りて妻と一緒に美ら海水族館に行ってきました。朝早く起きて行くのは無理だろうと想定していたので、お昼前にレンタカーを借りて途中でご飯を食べつつ向かいました。楽しかったです。映画館っぽい作りでジンベエザメの水槽を見られる部屋があって、順路からちょっとそれる関係か全然人がおらず、ゆったり見られてよかったです。

惜しむらくは、時間が足りなくて本館を見るだけで閉館時間になってしまいイルカやマナティーは見られなかったのと、近くのビーチで遊んでいたらレンタカーの返却予定時間をオーバーしてしまったのが残念でした。那覇市内じゃなく名護の方に宿を取ればよかったなあとちょっと思っています。

戻ったあと、残っていそうな Rubyist に Twitter で絡みに行ったら、飲み会をやってるとのことで座標をいただき、しかもホテルから近かったので妻と2人でお邪魔してきました。余談ですが、こういうところに連れて行っても全く躊躇しないどころか「話はわかんなかったけど面白かったよ」と言ってもらえるので大変ありがたい……

翌日飛行機で戻ってきたのですが、週明けから喉に異変があり、火曜夜に発熱しました。もともと水曜日は休みの予定だったのですが病院へかかったところコロナ陽性と診断され、その週はまるまるダウンする羽目になりましたとさ。

初登壇の感想

昨年 Lrama にコントリビュートを始めてから、RubyKaigi 2024 での発表を短期目標として活動してきたので、なんとかやりおおせてよかったです。ただ、そのためにやや無理をしている時期もあったのが正直なところなので、頑張ればここまでやれることがわかったうえで、今年以降はもっと持続可能な生活スタイルを模索していきたいです。

もちろん改善点はありますが、発表としては満足する出来になったなと思っています。直接フィードバックをもらうのも、感想ブログを読むのもとても楽しいです。

もっと緊張するかなあと思っていたのですが、それなりに界隈歴が長くなり、地域Ruby会議とかで発表経験を積んできたおかげか案外大丈夫でした。発表中に手が震えていると喋ってしまったものの PC 操作にまごつくほどではなかったし。

あと、参加者の人たちとコミュニケーションを取るときに、自分の発表があるおかげで話のネタに困らないのは助かるなという発見もありました。発表するっていいもんですね。

スライド・登壇の裏話

スライドはこちらです。その他裏話は箇条書きでその下にあります。

speakerdeck.com

  • 実は CFP 提出後、枠が足りないので @ydah さんとマージしてもらえないか、という依頼がありました。最終的には枠が分かれて話すことになりましたが、「去年は金子さんが1人でりゅうおうを倒した。今年は II にあたるので、マージしても3人で登壇しよう」と @ydah さんと会話したのが、スライドの区切りにドラクエ名言集を入れた理由の一つです5
  • 今回は発表の難易度設定として「あまり詳細な解説は入れず、絶対に話したい内容をまず入れて、余った時間で話せる範囲で解説を入れる。RubyKaigi なので、ある程度置いてけぼりになったほうが楽しんでくれるはず」というつもりでスライドを作りました。狙い通りの反応になったかなとは思っていますが、やや時間が余ったのは反省点ですね。
  • 普段はわりと引っ張りがちですが、今回は事前提出が必要だったのも相まって過去最高にスムーズにスライドの準備ができました。もちろん前日まで細かい調整はしましたが、発表者ノートも含めていったん全部作り終えてから沖縄入りしています。ちょっと自分でも信じられません。
  • Google スライドで作っていたのですが、発表者ノートを表示しながらプレゼンテーションモードにするとブラウザの枠が消えず全画面表示にならないという問題が接続確認時に見つかり、ちょっとバタバタしていました。おかげで会場の様子を撮り忘れ、発表時間タイマーのリセットも忘れて今何分か正確にわからないという事態になりました。なんとかなってよかった。
  • 特に RubyConf Taiwan 以降、妻には迷惑をかけっぱなしだったのでスライドに謝辞を入れましたが、通訳さんからも打ち合わせのときに「奥様との旅行楽しんできてくださいね」と言われたのはちょっと面白かったです。
  • スライドづくりの最中に現実逃避としてエディタを vim から neovim に移行したのですが中途半端なので、これからしばらくはキーボード探しとあわせて設定を弄り倒していきたいです。
  • パーサーギャングの親分こと @yui-knk さんから Ruby Music Mixin で「悔しい」という最大級の賛辞をもらえたので大満足です。

終わりに

大変な長文になってしまいましたが、いかがでしたでしょうか。発表でも触れた通り IELR は lex_state の牙城を崩すための準備に過ぎないので、これからも頑張っていきます。LR_parser_gangs の次回作にご期待ください!

永和システムマネジメントでは、kaigieffect でパーサーをやってみたくなった部員候補Ruby とアジャイルソフトウェア開発を通じてコミュニティと成長したいエンジニアを絶賛募集しています。

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  1. Rubyist の音ゲーマーでゲーセンに遊びに行く会合です。詳しくは ruby-jp slack の #music_game か ruby-jp discord の #otogerb へどうぞ。
  2. 本人は2次会までで帰りましたが、誰とどこで飲んだか全く覚えていないそうです……
  3. というのは実は嘘で、資料の確認をしたり任意の SNS を見たりしてしまい、寝たのは3時頃でした。
  4. 後で聞いたところによると、ちょうど自分が旅行で四国に行って松山で sylph01 さんと会った 2022/11 ごろ、松田さんも会場視察に来ていたそうです。ニアミス。
  5. もちろん僕がドラクエ大好き人間なのも多分にあります。一番好きなのは VII でしたが、XI をプレイしてから XI になりました。僕のアイコンは昔六本木にあったルイーダの酒場に飾られていたロトの剣の写真です。

Rails / OSS パッチ会オンライン 2024年5月のお知らせ

2024年5月の Rails / OSS パッチ会を 5月30日(木)に Discord でオンライン開催します。

この会をひとことでいうと、日頃のお仕事で使っている Rails をはじめとする OSS について、upstream にパッチを送る会です。

会には Ruby と Rails のコミッターである顧問の a_matsuda もいますので、例えば Rails に送るパッチのネタがあるけれど、パッチを送るに適しているかの判断やパッチを送る流れが悩ましいときなど a_matsuda に相談して足がかりにするなどできます。

開催時間は 17:00-19:00 となりますがご都合のあう方はぜひご参加下さい。

Discord の Rails/OSS パッチ会サーバーへの招待 URL は以下です。

discord.gg

今月開催された RubyKaigi 2024 の感想戦や、今後予定されている地域Ruby会議に思いを馳せながらという雰囲気になると思います。

rubykaigi.org

RubyKaigi 2024 で OSS 熱の高まっている方や、これからパッチ会に参加してみたいという方、OSS 開発者間の会話に興味があるので聞いてみたいという方もお気軽にどうぞ。


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Participant Information: ESM Night Cruise at RubyKaigi 2024

Due to overwhelming response, we have closed the registration. We are currently experiencing a high volume of requests for a waiting list. Please be aware that boarding is not permitted for those who are not registered participants. We appreciate your understanding in this matter.

ご好評につき募集を締め切らせていただきました。すでに多くのキャンセル待ちをいただいている状況ですが、参加者以外はご乗船いただけませんので予めご了承ください。

English

Dear ESM Night Cruise Attendees,

Hi, Rubyists! The event is finally tomorrow! To ensure a smooth boarding experience, please check the following information.

Registration will begin at 19:15 and will end at 20:00. Please note that you will not be able to board the ship after this time, so be sure to arrive early. We anticipate congestion as registration nears closing time, and we would appreciate your cooperation in arriving as early as possible to facilitate a smooth process. For those who register early, we have prepared a modest welcome drink on a first-come, first-served basis! Please note that the quantity is limited and we may not be able to provide drinks for all attendees, so you may want to bring your own as needed.

Please be ready to present your QR code from Doorkeeper at registration. We are looking forward to meeting all of you in Okinawa!

日本語

ESM Night Cruise ご参加のみなさま

いよいよ明日開催となりました! 円滑にご乗船いただくため、以下の内容のご確認をお願いします。

当日は19:15から受付を開始します。受付終了は20時で、20時以降にお越しいただいても乗船いただけませんのでご注意ください。 また、受付終了直前は混雑が予想されるため、スムーズな受付のためにできる限り早くお越しいただけるようご協力をお願いします。 早めに受付していただいた方にはささやかながらウェルカムドリンクを先着でご用意しております! 数に限りがあり、乗船者全員分の提供はできないため、必要に応じてご自身でご準備ください。

また、受付時に Doorkeeper の QR コードをご呈示いただきます。事前のご準備をお願いします。

それでは、沖縄で皆さんとお会いできるのを楽しみにしています!

RubyKaigi 2024への6つの関わり

私たち永和システムマネジメント (ESM, Inc.) は RubyKaigi 2024 に6つの関わりをします。

1. Night Cruise スポンサー (Day 0)

今年は沖縄の海での Night Cruise スポンサーをします。

esminc.doorkeeper.jp

参加確定の皆様は 19:15 に受付開始となり、20:00 の受付終了です。受付時にはいくらかの混雑が予想されるため、お早めにお越しください。 受付時刻終了後は出航準備に入りますので、お越しいただいても受付をお断りさせていただく形になります。予めご了承ください。

なお、こちらは応募多数のためすでに申し込みは締め切っております。

多くのイベントは繰り上がり待ちで溢れているようです。時間帯が被る他の Day 0 イベントからの「はしご」を考えていらっしゃる方は、いずれかのイベントのみに絞ってのご参加をおすすめします。複数のイベントに申し込まれている方は、譲りあってご参加ください。

2. @koic と @junk0612 が RubyKaigi 本編に登壇 (Day 2, Day 3)

Day 2 に @koic が『RuboCop: LSP and Prism』というタイトルで登壇し、Day 3 に @junk0612 が『From LALR to IELR: A Lrama's Next Step』というタイトルで登壇します。

blog.agile.esm.co.jp

3. S.H. が RubyKaigi LT に登壇 (Day 2)

Day 2 の Lightning Talks に S.H. が『Contributing to the Ruby Parser』というタイトルで登壇します。

blog.agile.esm.co.jp

4. 現地に10名が参加 (Day 0..Day 4)

@S-H-GAMELINKS, @fugakkbn, @haruguchi, @thata, @junk0612, @kasumi8pon, @koic, @m_pixy, @sfjwr, @wai-doi が現地参加します。

もちろんチケット、交通費、宿泊費は会社予算です。

5. Lightning Talks に銅鑼を提供 (Day 2)

2 日目の Lightning Talks に IT 業界最古の LT 銅鑼を提供します。

6. FJORD BOOT CAMP さんから RubyKaigi へご招待

今年も RubyKaigi 2023 本編チケットを Ruby プログラマー育成の名伯楽である FJORD BOOT CAMP さんにお譲りしました。 (ぜひ楽しんでください!)

bootcamp.fjord.jp

それでは RubyKaigi 2024 の沖縄でお会いしましょう!


RubyKaigi 2024 に多様な関わり方をしている永和システムマネジメントでは、Ruby とアジャイルソフトウェア開発を通じてコミュニティと成長したいエンジニアを絶賛募集しています。

agile.esm.co.jp

RubyKaigi 2024 の Lightning Talks に弊社 S.H. が登壇します

RubyKaigi 2024 の2日目に開催される Lightning Talks に弊社 S.H. が登壇します。

rubykaigi.org

ここでは、登壇者の S.H. からトークの内容について軽く紹介をします。

Contributing to the Ruby Parser (S.H.)

構文解析研究部のS.H.です。『Contributing to the Ruby Parser』というタイトルでLTをします。 タイトルからわかるようにRubyのパーサーへのコントリビューションについての話です。

内容としては、私がどのようにしてparse.yへのコントリビューションをはじめたのかに始まり、parse.yからリテラルオブジェクトの生成をなくしていく対応やUniversal ParserのC APIの依存削減などを話します。

私はいかにして心配することを止め、Rubyパーサーにコントリビューションすることを学んだか。その背景をお話ししますので是非LTを聞きに来てください。


RubyKaigi 2024 本編には @koic@junk0612 が登壇します。沖縄でお会いしましょう。

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RubyKaigi 2024 に Night Cruise スポンサーとしても参加している永和システムマネジメントでは、Ruby とアジャイルソフトウェア開発や構文解析器の研究を通じてコミュニティと成長したいエンジニアを絶賛募集しています。

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RubyKaigi 2024 Night Cruise アクセス情報🚢【参加者向け】

はるぐち(@haruguchi)です。

ゴールデンウィークも明けて RubyKaigi 2024 まであと1週間となりました。先日のエントリでお伝えした通り、私たち永和システムマネジメントは RubyKaigi 2024 に Night Cruise Sponsor として協賛します。

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このエントリはNight Cruiseの受付場所までのアクセスと受付情報についてお伝えする参加者向けのエントリとなっています。

ご好評につき募集を締め切らせていただきました。すでに多くのキャンセル待ちをいただいている状況ですが、参加者以外はご乗船いただけませんので予めご了承ください。

アクセス

受付場所は「那覇ふ頭ターミナル」です。Google Maps上では那覇港客船待合所となっています。

モノレールで「旭橋」駅からは徒歩で13分ほどです。受付の混雑が予想されるので早めにお越しください。 ☆で示したところが受付場所です。◎で示したことろの写真を載せているので参考にしてください。

改札を出たら右側の出口を降ります。(写真上で私がさりげなく指し示している方向です)

旭橋駅改札出口の様子
旭橋駅改札出口の様子

旭橋駅から左手にモノレールの線路が見えるように川沿いを歩いていくと、橋が見えます。 信号を渡って橋の手前で右に曲がります。信号を渡った先には「那覇ふ頭ターミナル」という案内が立っていますので後は道なりまっすぐです。

交差点の様子(明治橋)
右折する交差点の様子(明治橋)
信号を渡ったすぐにある案内表示
信号を渡ったすぐにある案内表示

右折後7分ほどまっすぐ歩くと左手側に受付場所である「那覇ふ頭ターミナル」が見えてきます。

那覇ふ頭ターミナル(受付場所)

建物に入るとスタッフがいます。誘導に従って受付を済ませてください。

受付について

受付の流れは以下のようになっています。

  1. DoorkeeperのQRコードを提示
  2. 乗船名簿の記入(氏名、年齢)
  3. 名札の作成

受付にはDoorkeeperのQRコードが必要になりますので準備をお願いします。また乗船名簿記入の際、乗船される方の氏名、年齢を乗船者名簿に記入していただく必要があります。こちらは関係省庁からの要請によりクルーズ船運営会社のウエストマリン様に提出するもので、乗船に際して必須となります。

また、受付時間は19:15 ~ 20:00 となっていますが、終了間際は混雑が予想されますのでできるだけ早めの受付をお願いします。19:40までに受付の方にはウェルカムドリンクも用意しています🍺

以上、アクセス&受付情報でした。Night Cruiseでお会いしましょう🚢

今年は弊社から @koic と @junk0612 の2名が登壇します

弊社からは @koic, @junk0612 の 2 名がスピーカーとして登壇します。こちらもぜひお楽しみに!

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永和システムマネジメントでは、Ruby コミュニティと共生しながら成長したいエンジニアを絶賛募集しています。

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RubyKaigi 2024 に Night Cruise Sponsor として協賛します🛳️🌌

ふーが ( @fugakkbn ) です。

今年もこういったお知らせができることをうれしく思います。
私たち永和システムマネジメントは、RubyKaigi 2024 に Night Cruise Sponsor として協賛します。

rubykaigi.org

Night Cruise Sponsor

RubyKaigi 2024 は沖縄県那覇市で開催されます。沖縄といえば海!海といえばクルーズ!ということで、RubyKaigi 2019 以来の Night Cruise を会期前日である 5/14(火) の夜に開催します。沖縄の "ちゅら海" をクルーズ船でゆったり周遊しながら、Rubyist 同士の交流はもちろん、RubyKaigi 2024 に向けて気持ちを高めていく場を提供できればと思います。
会場ではタコライスや沖縄そば、オリオンビールに泡盛といった沖縄グルメを始めとしたお料理を食べ・飲み放題で提供予定です。

詳細やお申し込みについては追ってご案内しますので、永和システムマネジメントの X(旧 Twitter) をフォローして続報をお待ちください。

https://twitter.com/rubyagile

なお、今回は "First-Timer 枠" として RubyKaigi に初参加の方がお申し込みいただける枠を用意する予定です。初めての参加で不安な方や交流をしたいけれどどう動けばいいのかわからない方向けの参加枠です。初参加の方にも楽しんでいただけるイベントになればうれしいです!

RubyKaigi 2024 に向けて

いよいよ会期 1 ヶ月前ということで、どのセッションを聴講しようか、あるいはどんなセッションなのだろうかといった予習をされている方も多いことと思います。弊社でも、先日の エンジニアお茶会 でタイムテーブルを眺めながら当日に想いを馳せるなどしていました。毎年たくさんの気づきと刺激を受けられる RubyKaigi が今から本当に楽しみです。

そんな RubyKaigi 2024 に、今年もスポンサーとして関われることを嬉しく思います。Night Cruise で気持ちを高めて翌日からの Kaigi をより一層楽しみましょう!クルーズ会場、そして Kaigi 会場で皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。

今年は弊社から @koic と @junk0612 の2名が登壇します

弊社からは @koic, @junk0612 の 2 名がスピーカーとして登壇します。こちらもぜひお楽しみに!

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