こんにちは、@color_boxです
先月の11月7日から8日にかけて開催されたRubyWorld Conference 2019に参加してきました。 それについての感想などを書きます。
続きを読む12月の Rails / OSS パッチ会を 12月18日(水)に開催します。
この会をひとことでいうと、日頃のお仕事で使っている Rails をはじめとする OSS への upstream にパッチを送る会です。
会には Ruby と Rails のコミッターである顧問の a_matsuda もいますので、例えば Rails に送るパッチのネタがあるけれど、パッチを送るに適しているかの判断やパッチを送る流れが悩ましいときなど a_matsuda に相談して足がかりにするなどできます。
以下、前回の活動が関わる成果です。
開催時間は 17:00-19:00 となりますがご都合のあう方はぜひご参加下さい。特に募集ページなど設けませんので、興味のある方は永和システムマネジメントの神田オフィスまでお越し下さい。
Ruby 2.7.0 リリース前の今年最後のパッチ会です。終わった後は有志で忘年会などあるかもしれません。
また、このパッチ会の Idobata を公開しています。雰囲気が気になる方はこちらも合わせてご参考ください。
初めまして。2019年11月に永和システムマネジメント(以下、ESM)に中途入社した29歳プログラマ1年目の渡部 優貴(@YukiWebTech)と申します。
入社して3週間が経ちましたので、入社ブログを書きます。
これまでは、千葉県のガス会社で6年間半ほど仕事をしていました。 入社後に実施される研修では、お客さまの家に訪問してガス販売の営業をしたり、ガスのパイプラインを新設する工事などを経験。
てっきり営業に配属される気満々でしたが、配属先はまさかの経理部。
経理部では主に決算関係の仕事に携わりました。 債権や債務の管理から有価証券報告書の作成まで、多岐にわたる業務によって知見を磨いていくことができたなと感じています。
それでは、経理部で仕事をしていたのに、なぜ異職種のプログラマに転職したのか。
それは、「仕組みや自動化に興味が湧いた」からでした。
経理の仕事をしながら、手作業によるデータ入力業務を自動化したりしていたのですが、如実に業務が効率化できる流れがとてつもなく嬉しかったのです。
そして、自分でも仕組みを新しく作ってみたいという思いが強くなりました。
そこでソフトウェアをゼロから開発できるプログラマという職種に興味を持ったのが2018年の12月。
プログラミングを始めてからは我が身を忘れるように没頭し、とにかく色々な知識を学び、自分なりにアプリケーションを開発したりしていました。
気づけばプログラミングがとても好きになっており、「このまま仕事後に趣味としてプログラミングをする」という選択肢はもはやなく、「本業の仕事としてプログラミングをしたい」と決意し転職に至りました。
いくつもの会社がある中でなぜESMに入社したのかというと、「1.Rubyを使える」「2.受託開発をしている」「3.アジャイル開発に強みを持つ」の3点に集約できます。
まず、「1.Rubyを使える」という点では、私はRubyの学習をしていたため、仕事としてもRubyを使用したいと考えていました。
Rubyは日本語の学習教材が豊富だったため、プログラミング初学者の私にはベストなプログラミング言語でした。
学習を重ねる中で、Ruby on Railsと出会い、高速にアプリケーションを開発できる魅力を知り、仕事で使うプログラミング言語もRubyが良いなと思いました。
次に、「2.受託開発をしている」という点は、多岐にわたるサービスに関わってみたいと思ったからでした。
受託開発であれば色々なサービスに携われるので、技術力を上げられそうだなとか、純粋に面白そうだな、と感じたのです。
ESMは多くのアジャイル開発手法に関する書籍の著者や訳者が所属しています。
私は以前、チームでソフトウェアを開発する手法を知りたいと考え、Amazonでアジャイル開発
と検索して一番上に表示された書籍『アジャイルサムライ』を読みました。初心者ながらに「俊敏なソフトウェア開発手法」としてアジャイル開発に強く興味を持ちました。
そして訳者のプロフィール欄を見るとはESMの社員ばかり。
ESMのホームページを見てみると、アジャイル
を冠したアジャイル事業部があることを知り、ここでならアジャイル開発を学び実践できそうだ!と思ったのでした。
入社動機をまとめると、「1.Rubyを使える」「2.受託開発をしている」「3.アジャイル開発に強みを持つ」の3点を重視しESMに入社しました。
自己紹介の記事を書かせていただきました。
まだ入社1ヶ月足らずですが、プログラミングを仕事にできていることに日々幸せを感じながら過ごしています。
余談ですが、お世話になっていた社外のRubyプログラマの方にESMに入社したことを伝えると「ESMはRubyに詳しい方が多い」や「ESMなら成長できる良い環境ですね」など言ってもらえ、入社前からRuby界隈でのESMの評判の良さを感じられて嬉しかったです。
今後はプログラミングやアジャイル開発手法を習得しながら、会計分野の知見を生かしビジネスサイドに強いプログラマになりたいなと思っております。
よろしくお願いします!!
このブログ記事は、富山 Ruby 会議 01 に LT 発表者として参加した yucao24hours(Yuka Kato, a.k.a. ゆかお)がお届けします。
「富山 Ruby 会議 01 で LT をする人を募集しようと思っているんですけど、ゆかおさんもどうですか?」
2016 年末からリモート勤務に移り、拠点を富山に移して からも地元富山で積極的にコミュニティ活動を続ける kunitoo が満を持して主催者をつとめる地域 Ruby 会議ですから、同じ事業部の仲間としてぜひとも応援に駆けつけたい!
LT なんて久しぶりでしたしどうなるか想像もつきませんでしたが、その一心でわたしは「やります!」と即答したのでした。
富山で開かれる地域 Ruby 会議の記念すべき第一回目、アジャイル事業部からはわたし以外にも複数のメンバーが参加させていただきました。詳しくは、開催前に公開したこちらの記事をご覧ください。
弊社メンバーが富山Ruby会議01を11/3(日)に開催します - esm アジャイル事業部 開発者ブログ
前述の記事にありますとおり、今回は全部で 3 人が発表の機会をいただきました。 概要と公開資料は以下のとおりです。
日々の業務はもちろんのこと、OSS 界でも RuboCop などにおいて精力的な活動を続け、活躍の場を広げている浩一さんによる発表。
自分の得意な、そして好きなモノ == Ruby を業務でも積極的に活かしていこうという内容でしたが、RuboCop をはじめ各種ライブラリを常日頃から熟知し使いこなしている浩一さんならではの発表だったのではないかなと思います。
個人的には、発表中に紹介のあった ”RuboCop 自身の内部を取り締まるための Cop を置く” ことを目的とした internal_affairs/
というディレクトリ名(この発表で出てくる Cop もここに置くことになるそう)と、発表の発端となった業務(での出来事)を “internal affairs” 即ち「内部事情」と表現して掛け、発表英語名を “Project automation for internal affairs” としているところがめちゃくちゃセンスよくてさすがだなぁと思いました。
自動テストコードがほとんどない Rails プロジェクトにおいて、RSpec を用いたテストコードを実装しながらリファクタリングまでできるようになることを目指しているという、臨場感いっぱいの実体験記録。
こちらは LT 形式での発表だったので 5 分間という短い時間に限られていましたが、実際に進めているプロジェクトの話というだけあって、とても実践的で濃い内容となっています。
このストーリーはまだまだ始まったばかりとのことですので、muryoimpl 先生の次回作にご期待ください。
Ruby や Rails を使いはじめて間もない人の中には、Capybara の DSL を使ってテストコードは書けるけれども、「Capybara で使っている “ブラウザ” を変えたい」「このテストケースのときは “ドライバ” を変えたい」といったカスタマイズの話が出てきたときにやり方がすぐに分からず困ってしまった… という人は意外といるのではないでしょうか?
以前、まさにそのような局面で困り果てていた後輩がいたのを思い出し、今のわたしが彼に教えるならどんな資料がほしいかなと思いながら構成し、このたびの発表内容とさせていただきました。
これは個人のブログレベルの話ではありますが、実はこの発表に際しては GitHub の公式 README と GitHub にて公開されている実装をもとにしてシンプルにまとめた「だけ」の内容にしています。というのも、この発表には「『第三者が書いたブログ記事や “やってみた記事” などを参考にするのもひとつの手段ではあるけれども、公式の情報を参照するのが一番確実で近道だよ』ということをわかってもらいたい」という裏テーマを設定していたためです。ただ、5 分という短い時間ではとてもそこまでは伝えきれなかった…😅
ともあれ、様々なフィードバックをいただきとても感謝しております。お聞きいただきましてありがとうございました。
開催前に kunitoo 自身によって投稿された記事 によれば、富山 Ruby 会議 01 のテーマは
富山(北陸)の人には Ruby のおもしろさや最新情報、県外の人には富山にくるきっかけにしてもらいよさを知ってもらえたらという思いで、テーマを「Ruby と富山を楽しみ知ってもらう」としました
とありました。
わたしが今回の訪富で知った富山に関することのうち一番大きなものは、富山を代表する(?)ラーメン、「富山ブラック」についてでした。
なにを隠そう、わたしは富山の地を踏むまで、「富山ブラック」というのを “ラーメンの有名店の名前” だと思っていたのです。富山ブラックってお店はずいぶんな人気店なんだなー!東京にもこんなに出店してるなんて!と。
そんなつもりで富山駅に降りると、富山駅直結のレストランフロアに富山ブラック、駅を出た交差点前にも富山ブラック x 2(or more)、ホテルから会場に行く間にも富山ブラック。しかも、同じ名前のわりにお店の装いはどこも全然違うのです。
それで「なにかおかしいな???」と思って調べたところ、なんと富山ブラックというのはお店の名前ではなく、そういうラーメンのカテゴリだというではないですか。そりゃーお店の見た目が違うわけだわ!!!
もしも富山に来ることなく過ごしていたら、わたしはずっと富山ブラックのことを特定のお店の名前だと思っていたことでしょう。「月極駐車場」という看板が街じゅうに掲げられているのを見て、「月極さんってのはずいぶんな金持ち土地持ちな人なんだなー!」と思って目を輝かせている、純朴な少年少女のように。
なお、ここまで書いておいて非常に心苦しいのですが、富山ブラックはとてもしょっぱくて食べるのが大変なこともあるという噂を聞き、体調が万全でなかったこの滞在ではチャレンジするのを断念しました。実際のところはどうなんでしょうか?次に訪れるチャンスがきたときには、ぜひコンディションを整えてトライしてみたいな。
…と、ここまでは半分冗談として(実話ですが)、わたしが富山を初めて訪れた感想は「必要なものがコンパクトにまとまっている」「心なしか、まったりおっとりしている」というものでした。
わたしは地方出張のときに敢えてタクシーに乗って運転手さんにその土地の話をしてもらうのがとても好きで、今回もそれを体験したのですが、
「もともと自然が身近なところだったけれど、北陸新幹線が来るようになってから、駅前はとてもにぎやかになった。それと、富山は地震や台風などの自然災害が少ない。出張で富山にしばらくいて、それで気に入ったからということで結婚後に I ターンしてくるという若い夫婦も多いんですよ。」
と話してくれて、うんうん、と思わずうなずいてしまいました。
一方で、富山 Ruby 会議 01 本編において "北陸で Ruby を使った仕事をすることについてやその実情について" を語ってくださった方々がいらっしゃいましたが、そのお話をうかがう限りでは、東京をはじめとした都市圏と同じような考え方ではうまくいかず、また違ったアプローチが必要だということがわかりました。
その土地の特徴にあったやり方でひとりでも多くの方がよい仕事・よい活動をできるようになるため、コミュニティを通じた活動等、わたしたちにできることがあれば引き続き協力させていただきたいと思っています。
富山 Ruby 会議 01 関係のツイッターのまとめ ( Togetter ) を見てもわかるように、このたびの富山 Ruby 会議 01 は「Ruby と富山を楽しみ知ってもらう」というテーマがまさに実現された会だったのではと思います。なにせカイギ当日のお昼休みに(耐えきれず?)日本酒を摂取する参加者もいたくらいですからね!(笑)
半ば気持ちの勢いだけで参加を決めたけれどやっぱり行ってよかったと思う満足感と、次は松川歴史クルーズ に参加したり黒部峡谷に行ったりして富山をもっと楽しみたい!という想いをここでお伝えすることで、富山 Ruby 会議 01 開催への感謝の言葉に代えさせていただきたいと思います。関係者のみなさま、ありがとうございました!
11月の Rails / OSS パッチ会を 11月29日(金)に開催します。
この会をひとことでいうと、日頃のお仕事で使っている Rails をはじめとする OSS への upstream にパッチを送る会です。
会には Ruby と Rails のコミッターである顧問の a_matsuda もいますので、例えば Rails に送るパッチのネタがあるけれど、パッチを送るに適しているかの判断やパッチを送る流れが悩ましいときなど a_matsuda に相談して足がかりにするなどできます。
以下、前回の活動が関わる成果です。
開催時間は 17:00-19:00 となりますがご都合のあう方はぜひご参加下さい。特に募集ページなど設けませんので、興味のある方は永和システムマネジメントの神田オフィスまでお越し下さい。終わった後は有志で懇親会などあるかもしれません。
また、このパッチ会の Idobata を公開しています。雰囲気が気になる方はこちらも合わせてご参考ください。
kunitoo です。 11/3(日) に富山Ruby会議01を私が住んでいる富山県富山市で開催します。 弊社は会場スポンサー、3 名登壇、1 名スタッフとして関わっています。 この地域Ruby会議は富山の Ruby コミュニティ である Toyama.rb のメンバーと運営しています。今回私はこのイベントの発起人であり、スタッフとして関わっています。永和には私のプライベートなコミュニティ活動を支援してもらった形になっています。ありがたい限りです。 toyamarb.github.io
まだ参加枠に空きがあるので、是非参加をお願いします。 connpass から参加登録できます。 登壇者、参加者とおいしい富山のお寿司で懇親できる懇親会の登録もお願いします。
本編参加は以下から行えます。 toyamarb.connpass.com
懇親会参加もよろしくお願いします。 toyamarb.connpass.com 懇親会の締切は明日の10/31(木)ですので、お気をつけ下さい。
私が富山で地域Ruby会議を開催したいと思ったきっかけは、RubyKaigi 2019 に参加し、その会期中に他の参加者から「北陸で地域Ruby会議ないの?」や「北陸行ったことないんだよねー。行ってみたいけどきっかけがない」という話をしていました。 私が「やりたいんですよねー」と答えていたら、同僚に「それやらんやつや」と煽られたのが始まりです。 もともと、私は RubyKaigi を富山の人にも聞いてほしいという思いもあり、RubyKaigi に参加して気持ちが高ぶっている勢いを使い、Toyama.rb のメンバーと相談しながら、開催準備を進めていきました。 そのようなきっかけや思いがあったので、富山(北陸)の人には Ruby のおもしろさや最新情報、県外の人には富山にくるきっかけにしてもらいよさを知ってもらえたらという思いで、テーマを「Rubyと富山を楽しみ知ってもらう」としました。
松本 宗太郎さんと伊藤 淳一さんを招待講演としてお呼びしました。 松本さんは RubyKaigi 2019 のスピーカーでもあり、石川県出身というのを過去に聞いたことがあったので、是非お話していただければと思いお声がけしました。発表タイトルは「型なし言語のための型」で、近い未来に入るであろうRubyの型の話をしていただきます。 伊藤さんは Toyama.rb を @mugi_uno さんが始めるきっかけ*1 となった方なので、富山Ruby会議の招待講演としてお呼びすることとしました。発表タイトルは「○○からRubyへ」で、Rubyを触ったことない人が触ってみたい、Rubyをより知りたくなるような話をしていただきます。
永和からは通常セッションで 伊藤 浩一 が「業務で!Rubyを!キメる!」というタイトルで、 LT枠では muryoimpl, Yuka Kato が発表します。
永和の本社がある北陸で初となる地域Ruby会議が開催されます。 今回私は主催者として、メンバーには発表者、参加者として、会社にはスポンサーとして多様な関わりをしています。
まだ参加枠が空いているので、是非ご参加下さい。
追記 タイトルが永和主催であるように読めるため、タイトルを「富山Ruby会議01を11/3(日)に開催します」から「弊社メンバーが富山Ruby会議01を11/3(日)に開催します」に変更しました。
ESM Real Lounge は、ESM アジャイル事業部メンバーが日頃やっていたり、 興味を持ってやってみたりしたことを短い時間の発表で共有している会です。
3 回目となる今回は、10 月 28 日(月)に開催します。
日時 : 2019 年 10 月 28 日 19:00 〜 (1 時間程度)
場所 : 株式会社永和システムマネジメント 東京支社オフィス agile.esm.co.jp
現在予定している内容は、以下の 2 本です。
各トーク、15 分程度を予定しています。 特に参加申し込みフォーム等は設けておりませんので、フラっとお立ち寄りいただければと思います。
なお、前回の発表内容と資料は前回の告知記事をご参照ください。