こんにちは、 @color_box です
6/8(土)に名古屋の大須演芸場で行われた名古屋Ruby会議に参加してきました。
regional-gh.rubykaigi.org
この記事では、メンバーの行なった発表や、他に気になった発表について書いていきます。
今回名古屋へ行ったのは、 @color_box, @koic, @kunitoo の3名です。
@koic は海外カンファレンスへの参加に関するLTを、私は最近個人的に集めていた顔文字収集に関するLTをしました。
@kunitooはスポンサーLTとして会社の紹介や11月にある富山Ruby会議を紹介しました。
speakerdeck.com
ここからは私が個人的に気になった発表を紹介していこうと思います。
開発環境の自動化とチューニングについて
speakerdeck.com
開発環境構築とその高速化、安定化に関する発表でした。
仕事をする上で環境構築は絶対に必要になるので、それらを効率的にするのは非常に重要だと感じた次第です。
Metrics/LineLength (onk)
資料はネットに上がっていませんでした。
RuboCopのMetrics/LineLength
に関するLTです。
Metrics/LineLength Copのデフォルト値を変更するための根拠を多数のプロジェクトの統計から得るという話でした。
GitHub上の様々なプロジェクトのMetrics/LineLength
設定値を調べ、多数がデフォルト値を用いていないことを示すことでデフォルト値を変更する根拠とするわけです。
個人的には設定値として9000や2600などの非常に大きい数値が設定されているプロジェクトが(ごく少数とはいえ)存在しているあたりが興味深かったです。
†Ruby黒魔術経典† (joker1007)
speakerdeck.com
プロの黒魔術士による黒魔術指南。
黒魔術を扱う上での注意点や読んでおくと良いドキュメントのリストなど、これから黒魔術師を志す人々にとって有用そうな内容でした。
本番で使うことはなくとも、黒魔術に関する知識をもっておくことで選択肢が増える。
選択肢が増やすことが良いコードを書くことにつながる、という話が興味深かったです。
黒魔術は悪事のためだけに存在しているわけではないということを知る良い機会となりました。
また、直近で話題になっていた暗黙のブロック引数itを黒魔術を用いて作る
ことを通して発表者の考え方、進め方などを見れたのも個人的には収穫でした。
hikkoshizamurai.jp
エイチームさんのスポンサーLTはスライドを使わないスタイルでした。
引越し侍の格好で発表されていたので、大須演芸場という場とも相まって非常に「うまい」と感じさせるLTでした。
大須演芸場という他にはない場でのLTが出来て良い経験になりました。
発表の枕が終わったら羽織を脱ぐといった作法を私のLTではうまくこなせませんでした。
次の機会があればそのあたりうまくやりたいです。
落語が進んでいくと上着を脱いでいきますが、どうして脱ぐのですか? - Quora
最後になりましたが名古屋Ruby会議04実行委員会、並びにスタッフの皆様、素敵な地域Ruby会議をありがとうございました。