esm アジャイル事業部 開発者ブログ

永和システムマネジメント アジャイル事業部の開発者ブログです。

富山 Ruby 会議01 に参加して Ruby の話をしたり白えび天丼を食べたりしてきました #toyamark

このブログ記事は、富山 Ruby 会議 01 に LT 発表者として参加した yucao24hours(Yuka Kato, a.k.a. ゆかお)がお届けします。


富山 Ruby 会議 01 で LT をする人を募集しようと思っているんですけど、ゆかおさんもどうですか?」

2016 年末からリモート勤務に移り、拠点を富山に移して からも地元富山で積極的にコミュニティ活動を続ける kunitoo が満を持して主催者をつとめる地域 Ruby 会議ですから、同じ事業部の仲間としてぜひとも応援に駆けつけたい!

LT なんて久しぶりでしたしどうなるか想像もつきませんでしたが、その一心でわたしは「やります!」と即答したのでした。

富山で開かれる地域 Ruby 会議の記念すべき第一回目、アジャイル事業部からはわたし以外にも複数のメンバーが参加させていただきました。詳しくは、開催前に公開したこちらの記事をご覧ください。

弊社メンバーが富山Ruby会議01を11/3(日)に開催します - esm アジャイル事業部 開発者ブログ

アジャイル事業部からの発表者とその内容について

前述の記事にありますとおり、今回は全部で 3 人が発表の機会をいただきました。 概要と公開資料は以下のとおりです。

伊藤浩一: “業務で!Ruby を!キメる!”

日々の業務はもちろんのこと、OSS 界でも RuboCop などにおいて精力的な活動を続け、活躍の場を広げている浩一さんによる発表。

自分の得意な、そして好きなモノ == Ruby を業務でも積極的に活かしていこうという内容でしたが、RuboCop をはじめ各種ライブラリを常日頃から熟知し使いこなしている浩一さんならではの発表だったのではないかなと思います。

個人的には、発表中に紹介のあった ”RuboCop 自身の内部を取り締まるための Cop を置く” ことを目的とした internal_affairs/ というディレクトリ名(この発表で出てくる Cop もここに置くことになるそう)と、発表の発端となった業務(での出来事)を “internal affairs” 即ち「内部事情」と表現して掛け、発表英語名を “Project automation for internal affairs” としているところがめちゃくちゃセンスよくてさすがだなぁと思いました。

muryoimpl: “RSpec 導入奮戦記”

自動テストコードがほとんどない Rails プロジェクトにおいて、RSpec を用いたテストコードを実装しながらリファクタリングまでできるようになることを目指しているという、臨場感いっぱいの実体験記録。

こちらは LT 形式での発表だったので 5 分間という短い時間に限られていましたが、実際に進めているプロジェクトの話というだけあって、とても実践的で濃い内容となっています。

このストーリーはまだまだ始まったばかりとのことですので、muryoimpl 先生の次回作にご期待ください。

yucao24hours: “Capybara のしくみ: 裏側も見てみなイカ?”

RubyRails を使いはじめて間もない人の中には、Capybara の DSL を使ってテストコードは書けるけれども、「Capybara で使っている “ブラウザ” を変えたい」「このテストケースのときは “ドライバ” を変えたい」といったカスタマイズの話が出てきたときにやり方がすぐに分からず困ってしまった… という人は意外といるのではないでしょうか?

以前、まさにそのような局面で困り果てていた後輩がいたのを思い出し、今のわたしが彼に教えるならどんな資料がほしいかなと思いながら構成し、このたびの発表内容とさせていただきました。

これは個人のブログレベルの話ではありますが、実はこの発表に際しては GitHub の公式 README と GitHub にて公開されている実装をもとにしてシンプルにまとめた「だけ」の内容にしています。というのも、この発表には「『第三者が書いたブログ記事や “やってみた記事” などを参考にするのもひとつの手段ではあるけれども、公式の情報を参照するのが一番確実で近道だよ』ということをわかってもらいたい」という裏テーマを設定していたためです。ただ、5 分という短い時間ではとてもそこまでは伝えきれなかった…😅

ともあれ、様々なフィードバックをいただきとても感謝しております。お聞きいただきましてありがとうございました。

テーマへのアンサー: 僕たちは富山の何を知ったのか

開催前に kunitoo 自身によって投稿された記事 によれば、富山 Ruby 会議 01 のテーマは

富山(北陸)の人には Ruby のおもしろさや最新情報、県外の人には富山にくるきっかけにしてもらいよさを知ってもらえたらという思いで、テーマを「Ruby と富山を楽しみ知ってもらう」としました

とありました。

わたしが今回の訪富で知った富山に関することのうち一番大きなものは、富山を代表する(?)ラーメン、「富山ブラック」についてでした。

なにを隠そう、わたしは富山の地を踏むまで、富山ブラック」というのを “ラーメンの有名店の名前” だと思っていたのです。富山ブラックってお店はずいぶんな人気店なんだなー!東京にもこんなに出店してるなんて!と。

そんなつもりで富山駅に降りると、富山駅直結のレストランフロアに富山ブラック、駅を出た交差点前にも富山ブラック x 2(or more)、ホテルから会場に行く間にも富山ブラック。しかも、同じ名前のわりにお店の装いはどこも全然違うのです。

それで「なにかおかしいな???」と思って調べたところ、なんと富山ブラックというのはお店の名前ではなく、そういうラーメンのカテゴリだというではないですか。そりゃーお店の見た目が違うわけだわ!!!

富山ブラック - Wikipedia

もしも富山に来ることなく過ごしていたら、わたしはずっと富山ブラックのことを特定のお店の名前だと思っていたことでしょう。「月極駐車場」という看板が街じゅうに掲げられているのを見て、「月極さんってのはずいぶんな金持ち土地持ちな人なんだなー!」と思って目を輝かせている、純朴な少年少女のように。

なお、ここまで書いておいて非常に心苦しいのですが、富山ブラックはとてもしょっぱくて食べるのが大変なこともあるという噂を聞き、体調が万全でなかったこの滞在ではチャレンジするのを断念しました。実際のところはどうなんでしょうか?次に訪れるチャンスがきたときには、ぜひコンディションを整えてトライしてみたいな。

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体に優しそうな(?)白えび丼を食べました

…と、ここまでは半分冗談として(実話ですが)、わたしが富山を初めて訪れた感想は「必要なものがコンパクトにまとまっている」「心なしか、まったりおっとりしている」というものでした。

わたしは地方出張のときに敢えてタクシーに乗って運転手さんにその土地の話をしてもらうのがとても好きで、今回もそれを体験したのですが、

「もともと自然が身近なところだったけれど、北陸新幹線が来るようになってから、駅前はとてもにぎやかになった。それと、富山は地震や台風などの自然災害が少ない。出張で富山にしばらくいて、それで気に入ったからということで結婚後に I ターンしてくるという若い夫婦も多いんですよ。」

と話してくれて、うんうん、と思わずうなずいてしまいました。

一方で、富山 Ruby 会議 01 本編において "北陸で Ruby を使った仕事をすることについてやその実情について" を語ってくださった方々がいらっしゃいましたが、そのお話をうかがう限りでは、東京をはじめとした都市圏と同じような考え方ではうまくいかず、また違ったアプローチが必要だということがわかりました。

その土地の特徴にあったやり方でひとりでも多くの方がよい仕事・よい活動をできるようになるため、コミュニティを通じた活動等、わたしたちにできることがあれば引き続き協力させていただきたいと思っています。

おわりに

富山 Ruby 会議 01 関係のツイッターのまとめ ( Togetter ) を見てもわかるように、このたびの富山 Ruby 会議 01 は「Ruby と富山を楽しみ知ってもらう」というテーマがまさに実現された会だったのではと思います。なにせカイギ当日のお昼休みに(耐えきれず?)日本酒を摂取する参加者もいたくらいですからね!(笑)

半ば気持ちの勢いだけで参加を決めたけれどやっぱり行ってよかったと思う満足感と、次は松川歴史クルーズ に参加したり黒部峡谷に行ったりして富山をもっと楽しみたい!という想いをここでお伝えすることで、富山 Ruby 会議 01 開催への感謝の言葉に代えさせていただきたいと思います。関係者のみなさま、ありがとうございました!

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富山城