esm アジャイル事業部 開発者ブログ

永和システムマネジメント アジャイル事業部の開発者ブログです。

ふりかえりには Continuous KPTA がオススメ

こんにちは、コッパイ星を救うため惑星探索している nsgc です。

組織活動やチームでの開発をよりよくするための「ふりかえり」。
アジャイルなソフトウェア開発を実践しているチームでは、プラクティスとして取り入れて実施している所も多いかと思います。

私が参加しているプロジェクトでは2週間イテレーションで開発しており、リリースした日の夕方に「KPTA」(けぷた)を使ってふりかえりを行っております。

KPTA とは、こちらをご覧いただくと詳しく載っていますが、ざっくりと説明しますと「続けること(Keep)」、「問題点(Problem)」、「試したいこと(Try)」の3つの項目に分けて整理する思考フレームワークである「KPT」を拡張したもので、Try から具体的な行動することを Action として抽出することに注力できるのが特徴になります。

当初、私達はホワイトボードに模造紙を貼り、その前でペンと付箋紙を用いて行なっていたのですが、昨年、同僚の @amapyon@kunitoo が開発している Web上で KPTA でのふりかえりが出来るサービス 「Continuous KPTA 」 がリリースされたので、プロジェクトでのふりかえりをそこで行なうようになりました。

それから1年ほど使ってみた上で、ぜひ皆さんにオススメしたいと思い、今回ブログに書かせてもらいました。

付箋の関連付けが簡単にできる

Continuous KPTA の素晴しい点として、画面いっぱいに広がったKPTAボード上の好きな所に付箋の配置ができ、付箋同士に線を引くことで簡単に関連を結べることです。
これにより、「ある Problem を解消するために、この Try を考えた」ということを分かりやすく表すことが出来ます。

relation
Problem から Try、Try から Action と繋がっている

もちろん、ホワイトボードや模造紙でも線は引けますが、1度線を書くと付箋の位置が動かしずらくなったり、毎回ホワイトボードの線を消したり模造紙を貼り変えるのが手間である、という理由から中々線を引きずらいと思ったことはありませんか?
そのため簡単に関連の線で引けることはとても魅力的なことと私は思います。

ふりかえり自体を見直せる

Continuous というその名前が表すように、実施したふりかえりを次に繋げていくというコンセプトがあり、過去に実施したふりかえり結果がすぐに閲覧できたり、出した意見が長く残り続けているということが可視化されています。

そのため、「最近は Problem が増加傾向になっている」とか 「長く放置されている Action がある」といった、ふりかえり自体の状態の把握が容易にできます。
このことは「解決できない Problem が多い」、「実践しにくい Action になっている」など付箋に書き出した内容を考察するきっかけになり、ふりかえりによる改善活動自体の見直しにも繋がります。

problem
付箋の上に過去の世代が。黄色の付箋は5回前から Problem として残り続けている

便利な機能がそろっている

ふりかえりの基本的なやり方が載っていたり、タイムキーパーをするためのタイマー機能、そして、どの意見にフォーカスして議論するかを参加者が選ぶ投票機能、と実際に行う時にあると便利な機能が揃っているのも嬉しい点です。

vote
赤の数字バッジが投票結果。たくさん出た Try からどれを試すかを決めるのにも使える

最後に

昨今はコロナ渦による外出自粛のため、リモートでチーム開発をしているという開発者の方も多くいらっしゃるんじゃないでしょうか。
もし、一箇所に集まれないためふりかえりがあまり出来ていない、良い方法やツールがなくて困っているというチームがありましたら、1度試してみてはいかがでしょうか?

Continuous KPTA