こんにちは @color_box です。 とちぎテストの会議05(通称とてか)に参加してきたのでその報告をします。
アジャイル事業部からの参加者は@color_box, @koic, @m_pixy,@swamp092, @takkanm の計5人。
当日の会場の様子
会議は大きく分けて2つに分かれており、 事前に申し込んだ人が一人10分程度の持ち時間でテーマに沿って何かを話す一般講演と、事前に内容がある程度決まっている企画公演の2つで構成されています。
企画公演は二部に分かれており、一部はテストに関するパネルディスカッション、二部は「あのチーム」で使われているフレーズやノウハウに関する話でした。
(「あのチーム」とは企画公演のパネルディスカッションで壇上に上がっていた@m_sekiさんや、企画公演の司会進行を努めていた@miwa719さんが所属しているチームのことだそうです。)
企画公演ではTDDを取り巻く変化の流れ(実装の追認でしかないようなテストからゴールを先に示すようなテストへの変化)や なんのためにテストを書くか(ミスにすぐ気づけるようにするために書く。ミスをしてすぐに気づけると不安を克服できる。) などの話があり、大変勉強になる話でした。
他に「あのチーム」でよく使われているフレーズを紹介され、日常の仕事で活かせそうに思えます。
フレーズはいくつか紹介されたのですが、特に気になったのは「わかんない」というフレーズです。
このフレーズは発言者に何かわからないときに使うのフレーズであり、 チームに対して自分や自分の理解に異常があることを知らせるアラートとして働きます。
このフレーズの紹介に付随して下記のようなことにも言及されていました。
- 自分の中に知識がない時、自分ひとりで解決しようとするのはNG。
- わからないならわからないということを即座に言えるほうが良い。
- 2、3分考えてわからないならすぐに聞く。
- 即座に言えるようになるには訓練が必要。
私は「人に質問をするなら15分ほど調べてから質問しなさい」と教わったため、すぐに質問することを推奨するこのフレーズの説明は興味深かったです。 直接言及されませんでしたが、このようなフレーズが所謂「心理的安全」を構築する一助となっているのでは、とも感じました。
日常的に「わかんない」というフレーズを使っていければと思った次第です。
本編終了後は懇親会があり、その中でLT大会が開催されました。 LTといっても持ち時間は一人2分と短く、程よい高さの参加ハードルだったため、私もその場で資料を作成して発表させていただきました。
こちらは今回の戦利品です。 会場で配られていた「あのチーム」のフレーズが書かれたバッジ、LT発表者に配られたシールです。
来年は『とちぎRuby会議』があるため、次のとてかは二年後だそうです。