どうも、muryoimpl です。9/8 から 9/10 にかけて開催された RubyKaigi 2016 に総勢15名で参加してきました。
Bento Sponsor をやりました
事業部として3日に渡ってブースを出したり、 2日目の Bento Sponsor でお弁当を配ったりもしました。
ブースでは、3 日間で 800 個阿闍梨餅を用意し、皆さんのお越しをお待ちしておりました。用意した阿闍梨餅は、全てお召し上がりいただけました。ブースに立ち寄ってくださった方、質問してくださった方、陳列されていた私をいじってくれた方ありがとうございました!
事業部の名にある「アジャイル」と「あじゃり」をかけたダジャレとわかってもらえる予定が、存外わかってもらえずにダジャレの説明を求められるという3日間を過ごしました……
Bento Sponsor としては、お弁当の配布と、のし紙に弊社のロゴを模したちょっとしたコードをつけてアピールさせていただきました。
アジャイル事業部ホームページのエントリ にコードが掲載されていますので、まだ見ていない方は是非読み解いたり実行してみたりしてください。
2日目 『Learn Programming Essence from Ruby patches』 by Mitsutaka Mimura
弊社の三村が上記のタイトルで発表をしました。 動画やスライドへのリンクは RubyKaigi 2016 Schedule Sep. 9 で観ることができるので、是非観てください。 大学で学習したようなアルゴリズムやどこかで読んだコードというのは思いがけないところで自分の礎になっている、というのはそのとおりですね。改めてコードの多読やアンテナを張っていろんなものを知っておくのは大事だな、と思いました。
セッションについて
今回の RubyKaigi では、今後の Ruby に対する Proposal や、Ruby に加わった変更について興味深く聴きました。
Matzの講演 では、実際のところどうなるかはわかりませんが、速度についての話はなくなって、より静的解析ツール寄りになってきたのかな?という印象をもちました。笹田さんの Guild の提案 も取り込まれると、スレッドを使うときに意識しなければならないことが減ってよさそうですね。
Fixnum と Bignum が Integer に統合された けれども一部を除き Ruby のレイヤーでは影響が少ないこと、upcase/downcaseの挙動が 2.4 で変わる ことについてはお仕事で遭遇しそうな情報なので、特に気になりました。
『Fearlessly Refactoring Legacy Ruby』で出てきた suture という gem がドキュメントがしっかりしていて、使うことになれば試してみたいなと思いました。でもそうならないようにテスト書いてメンテナンスするのが大事ですよね。
今回 mruby についての発表も多かったので、mruby 触ってみる詐欺になっている私はそろそろ mruby-cli を使って何か作ってみるタイミングなのかもしれない……
さいごに
RubyKaigi 2016 の運営に携わっていた皆様、発表者の皆様、興味深い話を聴ける場を提供してくださってありがとうございました。 また、ブースに立ち寄ってくださった皆様、お弁当ののし紙に興味をもってくださった皆様ありがとうございました。またお会いしましょう!