ESM アジャイル事業部 開発者ブログ

永和システムマネジメント アジャイル事業部の開発者ブログです。

学生向け RubyKaigi 2018 招待ツアーを行いました

終了して 2 ヶ月たってしまいましたが、5/31 - 6/2 に開催された、RubyKaigi 2018 に 3 名の学生を招待しました。

https://esminc.doorkeeper.jp/events/73118

招待の内容としては、以下の費用を補助するというものでした。

  • RubyKaigi 本編の参加チケット
  • RubyKaigi 公式パーティーの参加チケット
  • RubyKaigi 会場までの往復の交通費
  • RubyKaigi の開催期間の宿泊代(前泊、後泊を含む)

今回の企画には、14 名の応募があり、そこから抽選で 3 名の学生を採用としました。

応募の際に RubyKaigi に参加したいと思ったきっかけや動機を書いていただきました。 私は抽選をした後に読んだのですが、みなさんとてもモチベーションが高く、抽選前に読んでいたら全員に補助を出したいと思ってしまうぐらいの内容でした。

今回は、2 名の方から参加レポートをいただくことができました。 レポートのフォーマットや提出方法は、特に決めず個人のブログでも OK ということにしておりました。 そのため、一人は個人ブログに、もう一人は別途テキストでいただきました。

まず、ブログに書いてくれた方の記事は以下で読めます。

Ruby歴1年の文系大学生がRubyKaigi2回目に行って感じたこと

つぎに、テキストで書いてくれた方の内容を転載します。

【RubyKaigi2018に参加して】
今回、5/31~6/2に仙台で開催されたRubyKaigiに参加してきました。
関西在住の私が参加するには、金銭的な面で厳しいものがあったのですが
永和システムマネジメントさんの学生招待プログラムを利用させていただくことで、
今回初めてRubyKaigiに参加することができました。


【初心者の私が、なぜRubyKaigiに参加しようと思ったのか】
私は大学で生物を専攻しており、プログラミングとは関わりのない生活を送っていました。
そんな中、子供が好き、教えるのが好きという理由から
小学生のためのプログラミングスクールでアルバイトをはじめました。
これが私の人生の分岐点となり、
プログラミングに興味を持った私は、
来年からはwebエンジニアとして働くことが決まりました。

それにあたりRubyをの勉強を始めたのですが、
偶然にも、この学生招待企画を見つけました。
実際にRubyを書いて活躍されている方と関わることで、
多くの刺激を受けることができるのではないかと思い、参加を決めました。


【RubyKaigiは想像通り、難しかった】
今回、私は2日間しか参加できなかったのですが、様々な方の発表を聞いてきました。
一言でいうと、とても難しかったです。

Rubyを勉強し始めたばかりの私には分からない言葉も多く、理解できたものもわずかでした。
自分の開発に取り入れるなんて、今の私には到底無理です。
しかしこれらの発表から、
私は「Rubyの奥深さ、秘めた可能性」を感じました。
何が?どこが?と詳しくは言えませんが
とにかく、
「Rubyってなんかすごい!!!!」
と感じました。

(ちゃんと具体的に話せるように、勉強しないといけないなとつくづく思います。)


【Rubyのコミュニティ】
また今回、いかにRubyが人気な言語であるかを感じました。
RubyKaigiのために、日本中、世界中からわざわざ足を運んでいる方が大勢いるということ。
そして2006年から毎年開催しているという背景には、
たくさんのRubyを愛する方々の努力や思いがあるのだろうなと感じました。

今回RubyKaigiであった方とお話をさせていただいていると、
RubyKaigi後のドリンクアップが楽しいんだよ!とか、2次会にいかないともったいない!
という声を聞かせていただきました。

Rubyを学んでいくと、ただコードが書けるようになるだけではなく、
たくさんのRubyistさんがいる大きなコミュニティに参加する
ということなんだなと思いました。
とはいっても、
初心者でRubyの知識乏しい私が、一人で乗り込むには少し敷居が高かったです。
学生1人で、誰にどう話しかければいいのだろう。。
と不安に思うのと同時に
Rubyをもっと勉強してこのコミュニティに参加してみたい!!!
Rubyの良さをもっと知りたい!!!
と強く思いました。

そして、英語もっと学ぼう、、と思いました。
ぜひ自分のコミュニティも海外まで広げたいですね!


【実は、心残りがあります。】
RubyKaigiでの心残りはドリンクアップに参加できなかったことです。
今回、Rubyのコミュニティを拡大したい!という意気込みだったのですが
先ほども述べた通り、実際にお話をするとなると
話について行けなかったらどうしよう、とか
場違いだ、と思われてしまうのではと疑心暗鬼になってしまい、
一歩を踏み出すことができませんでした。

わざわざ仙台まで来たのに、と大きな心残りとなってしまいました。


【最後に】
RubyKaigi、不安がたくさんありました。心残りもあります。
しかし、とてもわくわくすることができた2日間でした!
これからRubyの世界に足を踏み入れて、
自分がどんな風に成長していくのか、どこまで成長できるのか
将来が楽しみになりました!

また、Rubyをもっと学びたい!極めたい!と改めて強く感じました。
もっと技術力をつけて、次は1人のエンジニアとして堂々と参加したいですね!
その時には、今とは大きく異なった感じ方ができるのでは、いや絶対そうだろうなと思っています!
Rubykaigi、必ずリベンジしたいと思います!!
その際には、学生をRubyistを繋ぐ存在でありたいですね。

社会人になってからではなく、学生の間にこのような貴重な体験ができるのは
本当に恵まれているなと思いました。
RubyKaigiに参加できて、本当に良かったです!
永和システムマネジメントさんに感謝しております。


長くなりましたが、最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

最後になりますが、今回開催しての感想です。 正直、無事この企画を行えて良かったと思います。企画ができてから、RubyKaigi までの時間が短く、勢いでやったところがあるため、無事終わるかが不安でした。 反省点としては、初めてなこともあり、学生さんに対して金銭面以外のサポートに気を遣えなかったという点です。次回以降行うことがあれば、その点を意識していければなと考えています。

今回は、いろんな方の手助けによって、実施できました。本当にご協力ありがとうございました。 これからも、次の Rubyist たちの支援になるようなことを行っていきたいと考えています。