2024年9月7日(土) に開催される 福岡Rubyist会議04 に永和システムマネジメントから htkymtks, shun_hiraoka, maimu の3人が登壇します。
ここでは、それぞれの登壇者から講演内容について軽く紹介をします。
11:40-12:05 htkymtks 『Building a Ruby-like Language Compiler with Ruby』
はたけやま(@htkymtks)です。
この発表では、Rubyライクな小さな言語「TinyRuby」のコンパイラ開発を題材に、コンパイラ作成の基礎と実践的なテクニックを紹介します。アセンブリが全く分からない方でも、コンパイラを作れるようになるためのポイントを解説しますので、コンパイラを書いてみたい方や、低レイヤーの技術を深く理解したい方はぜひ聞きに来てください。
13:30-13:55 shun_hiraoka 『Trying to Make Ruby's Parser Available as a Gem』
こんにちは、構文解析器研究部員のS.H.です。
今回僕は「Trying to Make Ruby's Parser Available as a Gem」というタイトルで発表します。 内容としては、CRubyのUniversal ParserをC拡張のgemとして実装し、Rubyから利用できるようにするというものです。
現在、CRubyにはUniversal Parserとしてparse.yほかいくつかのソースコードを利用できるようになっています。 ただ、実際にそれらを使ってRubyのコードをパースさせるというgemはほとんどありません。
そこでプロトタイプ的にCRubyのUniversal ParserをC拡張のgemとしてRubyから利用できるようにしてみたいと思いました。 登壇駆動開発で現在頑張って実装しており、当日動くものをぜひお見せしたいと思います。
14:00-14:25 maimu / Chie 『Rails Girls is My Gate to Join the Ruby Community』
こんにちは!maimuです。
私はRails Girls Fukuoka 3rdのオーガナイザーを務めたChieさんの発表後に「Rails Girls is My Gate to Join the Ruby Community」というタイトルで発表します。
今回はRails Girlsをきっかけに偶然の出来事の繋がりに自分なりに意味を見出して、それを自分自身の原動力にしながらコミュニティも仕事も楽しんで取り組んでいる日々についてを話したいと思っています。
私は2022年12月に開催されたRails Girls Gathering Japan 2022にLT登壇したこと・初めて懇親会に参加したことをきっかけにRubyコミュニティに少しずつ参加するようになりました。 その後、Rails Girlsガイドの翻訳をたくさんの方の協力を得て進めたり、その取り組みを地域Ruby会議でLT発表したことで東京でRails Girlsを開催しようというモチベーションが生まれたり、実際にRails Girls Tokyo16thのオーガナイザーを務めたりとRails Girlsをきっかけに、Rubyコミュニティでの輪が広がっていき、さらに自分自身の取り組みの幅も広がっていきました。
コミュニティに参加したての方やこれから参加してみたいと考えている方にぜひ聞いていただけると嬉しいです。
また 14:30-15:30 の枠では、永和システムマネジメント アジャイル事業部の顧問でもある kakutani と a_matsuda がパネルディスカッションに参加します。
福岡Rubyist会議04は本編、懇親会とも絶賛参加受付されています。
各メンバーの発表をお楽しみに!
福岡Rubyist会議04の登壇者が所属する永和システムマネジメントでは、Ruby とアジャイルソフトウェア開発を通じてコミュニティと成長したいエンジニアを絶賛募集しています。