2023年12月15日(金) から16日(土) の2日間にわたって台湾の台北で開催される RubyConf Taiwan 2023 に、永和システムマネジメントから @junk0612 が登壇します。
ここでは、登壇者の @junk0612 が講演内容について軽く紹介をします。
12月15日(金) 16:15-16:55 @junk0612 『Understanding Parser Generators surronding Ruby with Contributing Lrama』
Lrama は Bison の代替として CRuby 向けに作成された LALR パーサジェネレータです。RubyKaigi 2023 で yui-knk さんによって発表されました。
本発表では、Lrama にコントリビュートした内容 (Bison にある Named References という機能の実装) の話を中心に、下記についてお話しします。
- BNF、文脈自由文法といったパーサ関連の基礎知識
- Prism (YARP) 、Bison、Racc などの Ruby をとりまくパーサ関連プロダクト
- Named References とはどういう機能なのか
- Lrama の内部構造と、どのように実装したのか
この発表は大阪 Ruby 会議 03 で発表した内容のアップデート版になります。9月以降 Lrama にあったアップデートについても軽く触れるつもりですので、大阪で発表を聞いた方にも楽しんでいただけると思います。
また永和システムマネジメントからは登壇者の @junk0612 の他に @koic, @ima1zumi, @fugakkbn も現地参加し、Speaker Sponsor として協賛しています。
それでは本編をお楽しみに。台北でお会いしましょう。
永和システムマネジメントでは、Ruby とアジャイルソフトウェア開発を通じてコミュニティと成長したいエンジニアを絶賛募集しています。