ESM アジャイル事業部 開発者ブログ

永和システムマネジメント アジャイル事業部の開発者ブログです。

Rails / OSS パッチ会 2019年7月のお知らせ

Rails / OSS パッチ会を 7月5日(金)に開催します。

この会をひとことでいうと、日頃のお仕事で使っている Rails をはじめとする OSS への upstream にパッチを送る会です。

会には RubyRails のコミッターである顧問の a_matsuda もいますので、例えば Rails に送るパッチのネタがあるけれど、パッチを送るに適しているかの判断やパッチを送る流れが悩ましいときなど a_matsuda に相談して足がかりにするなどできます。

以下、前回の活動が関わる成果です (追うのが遅れたのでやや違っているものや漏れがあるかもしれません) 。

kamipo: Rails

github.com

koic: RuboCop

github.com

okuramasafumi: RuboCop

github.com

unasuke: TwoFactorAuth.org

github.com

y-yagi: Hashdiff

github.com

開催時間は 17:00-19:00 となりますがご都合のあう方はぜひご参加下さい。特に募集ページなど設けませんので、興味のある方は永和システムマネジメントの神田オフィスまでお越し下さい。終わった後は有志で懇親会などあるかもしれません。

agile.esm.co.jp

また、今回このパッチ会の Idobata を公開しました。雰囲気が気になる方はこちらも合わせてご参考ください。

idobata.io

名古屋Ruby会議04に koic と colorbox が登壇し kunitoo がスポンサートークをします

2019年6月8日 (土) に名古屋の大須演芸場で開催される名古屋Ruby会議04に koiccolor_box がライトニングトークスに登壇、kunitoo がスポンサートークをします。

regional.rubykaigi.org

koic と color_box のライトニングトークスは 10:00 第1部より以下のタイトルでの発表になります。

kunitoo によるスポンサートークは 13:30 からのスポンサートーク枠の予定です。

大須演芸場ということで演芸場前にはノボリを、登壇時には永和亭のめくりを用意してもらっていますので、そちらもあわせてご覧ください。

名古屋でお会いしましょう。

Rails / OSS パッチ会 2019年6月のお知らせ

Rails / OSS パッチ会を 6月6日(木)に開催します。

この会をひとことでいうと、日頃のお仕事で使っている Rails をはじめとする OSS への upstream にパッチを送る会です。

会には RubyRails のコミッターである顧問の a_matsuda もいますので、例えば Rails に送るパッチのネタがあるけれど、パッチを送るに適しているかの判断やパッチを送る流れが悩ましいときなど a_matsuda に相談して足がかりにするなどできます。

以下、前回の活動が関わる成果で Haml 5.1.0 と Active Record Oracle enhanced adapter 5.2.6 のリリースなどもされています。

amatsuda: Haml 5.1.0

rubygems.org

colorbox: CI Against

github.com

koic: Active Record Oracle enhanced adapter

github.com

sue445: GitLab

gitlab.com

unasuke: Itamae

github.com

yahonda: Active Record Oracle enhanced adapter 5.2.6

rubygems.org

開催時間は 17:00-19:00 となりますがご都合のあう方はぜひご参加下さい。特に募集ページなど設けませんので、興味のある方は永和システムマネジメントの神田オフィスまでお越し下さい。

agile.esm.co.jp

終わった後は有志で懇親会などあるかもしれません。

f:id:koic:20190517105517p:plain:w400

はじめまして、19卒の新メンバーです

はじめまして、wai-doiと言います。Twitterアカウントは@wai_doiです。 4月から株式会社永和システムマネジメント (以下 ESM) のアジャイル事業部に19卒で入社しました。 まず始めに、簡単に自己紹介をします。ちなみに、このブログでメンバーが自己紹介するのは初めてです。

高知県出身の24歳です。 自分は大学の研究で、自然言語処理のシステムをRubyを使って実装していました。 その中で「Rubyを書くことはとても楽しい!」という思うようになり、Rubyを書いて仕事をしたいと考えるようになりました。 そんなときに、Rubyコミュティと深い関わりのあるESMのことを知りました。 Rubyコミュニティに関わって技術を身につけ、Rubyで仕事をしたいと思い、入社しました。

続いて、先日開催されたRubyKaigi 2019の話をしたいと思います。

RubyKaigi 2019について

先日の4月18, 19, 20日にRubyKaigi 2019が福岡で開催されました。

rubykaigi.org

入社前に、会社からRubyKaigiの参加を誘ってもらいました。 「入社してすぐに開催されるから、参加できないだろうな...」と思っていたので、大変ありがたかったです。

会社からは、自分を含め14名のメンバーが会社からの全額サポートで参加しました。

スポンサーの取り組み

ESMではRubyKaigi前夜祭と称して、17日にナイトクルーズを開催しました。RubyKaigiではこれまでに例のない取り組みです。

esminc.doorkeeper.jp

f:id:yusukedoi:20190424180427j:plain 乗船したクルーザーです。120名の方が参加しました。

f:id:yusukedoi:20190424183012j:plain 3階のテラスからの景色です。夜風に当たりながらの景色は最高でした。

Twitterの反応を見ると評判もよかったようで、大変うれしいです。 こちらにナイトクルーズ開催後のブログがありますので、ぜひご覧ください。

blog.agile.esm.co.jp

スポンサーブースでは、ノベルティにプランニングポーカーを配布していました。 GETできた方はどんどん使ってみてください。

blog.agile.esm.co.jp

期間中について

期間中は「あ、Twitterで見たことある方だ。」なんてことを勝手に思っていました。

セッションではMatzさんを初め、コミッターの方々からRubyの未来についての話を聴くことができてよかったです。 Ruby2.7のPattern matchingNumbered Parametersは使ってみたいと思いました。 (Numbered Parameters は表記法がまだ決まってないようですが。) @k_tsjさんのPattern matchingの話はコードの例が多くてとてもわかりやすかったです。

speakerdeck.com

新しい機能の話は聴いていて楽しかったのですが、処理系の話は勉強が必要だと思いました。 気になったセッションについては、YouTubeで動画が公開されたらゆっくり見ようと思います。

RubyKaigiで最も思ったことは、Rubyistの人たちがつくっている雰囲気がいいなと思いました。 セッション中、よく笑いや拍手が起きていて、発表を聴く人が発表しやすい雰囲気をつくってることが感じました。 特に@ktouさんと@284kmさんの、Ruby2.6でCSVの処理が速くなった話では、スライド一枚ごとに拍手が起きてました (笑)。

slide.rabbit-shocker.org

@youchanさんの自然言語処理の話は、自分もRuby自然言語処理をしていたので気になっていました。最後にあった、歌詞っぽい文章をつくるデモがとても興味深かったです。

http://youchan.org/RubyKaigi2019/

自分にとって印象的なイベントは1日目のOfficial Partyです。 中洲川商店街のアーケードを貸し切って?行われましたが、街を巻き込んでいるというRubyKaigiのスケールの大きさを実感しました。(地元メディアも取材に来てたようです。)

headlines.yahoo.co.jp

永和の顔の広さを実感

会期中、会社のシールを名札に貼って、スポンサーブースを回ってスタンプラリーをしていました。 そのときに、GMOペパボさんのブースで「永和さんですか?」と声をかけて頂いたとき、永和の一員であることを実感しました。

また、先輩のエンジニアの方が他の参加者の方と話しているところを何度も見ました。 ESMが受託開発の企業として、社外の方との関わりを大切にしていることが感じられました。

最後に

今回のRubyKaigiは初参加ということで、英語や知識などで課題が見つかりました。 なので、来年の松本で開催されるRubyKaigi 2020では多くのことが学べるように、この1年間で成長したいです。 スポンサーの準備などについては自分は何もできなかったので、来年は手助けできればと思います。

また、RubyKaigiのスタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。 参加者の方がRubyKaigiを楽しめたのもスタッフの皆さんのおかげです。

まとめ

自己紹介とRubyKaigi2019について書かせていただきました。

早く事業部の戦力になるために、まずは研修で基礎を身につけることから一生懸命頑張ります。 まずは一度、Rubyコミュニティに参加してみることからはじめてみます。 Rubyistの皆さん、これからよろしくお願い致します。

Rails / OSS パッチ会 2019年5月のお知らせ

Rails / OSS パッチ会を 5月16日(木)に開催します。

この会をひとことでいうと、日頃のお仕事で使っている Rails をはじめとする OSS への upstream にパッチを送る会です。

会には RubyRails のコミッターである顧問の a_matsuda もいますので、例えば Rails に送るパッチのネタがあるけれど、パッチを送るに適しているかの判断やパッチを送る流れが悩ましいときなど a_matsuda に相談して足がかりにするなどできます。

開催時間は 17:00-19:00 となりますがご都合のあう方はぜひご参加下さい。特に募集ページなど設けませんので、興味のある方は永和システムマネジメントの神田オフィスまでお越し下さい。

agile.esm.co.jp

RubyKaigi 2019 や RailsConf 2019 の開催後ということもあり、そこであったこれからの RubyRails 周辺の話が出たり、終わった後は有志で懇親会などあるかもしれません。

Adhoq v1.0.0 をリリースしました

今日は、弊社のリポジトリで公開している Adhoq という gem を v1.0.0 にしたというお報せです。

Adhoq は、レポート用のクエリを保存して実行することのできる Rails engine です。 プロジェクト初期など、分析するための仕組みがない場合に、 インストールしておけば Rails で使用している DB へ簡単にクエリを投げることができます。 Rails engine として組み込まれるので、そのアプリケーションの認証を使いまわして、 クエリを実行できるユーザを制限することも可能です。

今回のリリースでは大きな機能追加などはないのですが、以下のような変更を行うことにしたため、メジャーバージョンリリースとしました。

  • サポート対象を Rails のメンテナンスポリシーにあわせ Rails 5.1 以上とした #169
  • coffee-rails, slim への依存をなくした #170,#171

また、今回のリリースに対する修正のほとんどは、@walf443 さんによるものです。大変ありがとうございました。 Rails のサポートバージョンについてなのですが、私がメンテナンスするようになってからは、使えるバージョンを可能な限り狭めないというポリシーで行っていました。 しかし、@walf443 さんのようにアクティブにパッチを送ってくれる方が、より開発しやすい方向にしたほうがよいと考え、このような方針にしました。

先日行われた RejectKaigi 2019 で @walf443 さんとお会いする機会がありました。その際、会社のリポジトリについてなどいろいろ話ができ、改めて頑張っていこうという気持ちになりました。 なお、@walf443 さんとは、いつぞやの RubyKaigi の後に、お台場にあるガンダム(当時は RX-78-2)を Rubyist 何人かで見に行ったときにお会いしていたということもあり RubyKaigi 2019 の開催期間中のリリースとしてみました。

最後に、永和システムマネジメントアジャイル事業部では、Ruby を使ってお客様に価値を届けつつ、OSS に関わっていくことに興味をもっている Rubyist もお待ちしています

RubyKaigi 2019前夜祭でナイトクルーズを開催しました!

こんにちは、平田です。 いよいよRubyKaigi 2019が始まりましたね。

永和システムマネジメントでは、昨晩前夜祭として、ナイトクルーズを開催しました。 参加いただいたみなさん、ありがとうございました!

今回、ナイトクルーズスポンサーということを発表させていただいた際に、ご好評の声をいただくと同時に、「そこまでやるのか」というような声も聞こえてきましたので、永和システムマネジメントのスポンサーとしての考え方を書かせてください。

永和システムマネジメントでは、現在フェローとして協力いただいている角谷さんがRubyKaigiのオーガナイザーだったことや、Rubyを使って仕事をしていきたいというメンバーが多く所属していたことから、2006年のRubyKaigi(当時は日本Rubyカンファレンス)から毎回スポンサーをさせていただいています。

当初は通常のスポンサーとして、お金を提供するだけでしたが、東京で最後に開催したRubyKaigi 2015では、イベントを盛り上げることに協力したいという思いから、ドリンクアップスポンサーを担当し、好評をいただきました。

それ以来、イベントを盛り上げるために何か新しいことをやりたいという思いで、様々なスポンサーに手をあげてきました。毎年以下のようなテーマを持って取り組んできています。

  • 2015(汐留): ドリンクアップを、社員がスタッフとして開催する
  • 2016(京都): 昼食を提供する
  • 2017(広島): 東京圏以外でのドリンクアップに挑戦する
  • 2018(仙台): 会場に来た人に朝食を提供する(ドリンクアップもやりました)

特に昨年は、朝食の提供という初のチャレンジと、ドリンクアップを両方やるということで、メンバー一同かなり準備に時間をかけました。 昨年やったことを、 @takkanm が発表してくれています。 https://speakerdeck.com/takkanm/the-relationship-between-rubykaigi-and-esm-that-i-know

今年はできるだけメンバーの準備の手間を下げつつ、何か新機軸を打ち出していきたいという相反する思いを持ちながら、スポンサーとして何が提供できるかを検討しました。

今回はこれまでの開催地の中で一番港が近いこと、(打ち合わせは必要なものの)船を押さえてしまえば、パーティの運用そのものはプロにお任せできるということなどを勘案して、クルーズにすることを決定しました。

「何か新しいことを!」と勝手にハードルを上げ続けた結果、毎年いろんなことにチャレンジしてきましたが、今後は新しいことというよりは、継続的に盛り上げていけるようにやっていきますので、今後ともよろしくお願いします!