ESM アジャイル事業部 開発者ブログ

永和システムマネジメント アジャイル事業部の開発者ブログです。

RubyKaigi 2018 にいっぱい参加します

もう来週は、RubyKaigi2018ですね。 今年は弊社から、18 名のメンバーが参加します。 RubyKaigi に各メンバーが様々な関わり方をするので、この記事ではそれをまとめていきたいと思います。

RubyKaigi 二日目に @koic こと伊藤 浩一が登壇します

まずは、スピーカーとしての参加です。 @koic が二日目の 13:00 より会場 Hagi にて、Improve Ruby coding style rules and Lintを発表します。

プロジェクトでのコードレビューや Ruby / Rails の変更点などから得た知見を、コーディングスタイルや Linter として RuboCop に還元していくという話です。

RuboCop を使っている方は、どうやって RuboCop が改善されていっているのかを是非その目で確認してください。

RubyKaigi の当日スタッフとして @hisas こと亀澤 尚志が参加します

弊社では、例年若手が自主的に RubyKaigi のスタッフとして参加しています。今年も、@hisasが当日スタッフとして参加します。

Breakfast Sponsor として協賛します

ここ数年、ドリンクアップスポンサーとして協賛しているイメージが強いかと思います。 しかし今年は、Breakfast Sponsor として協賛することにしました。

きっかけは、弊社メンバーが以前 RedDotRubyConf 2017 に参加 したときに、カンファレンスに参加するみなさんと朝食を食べた経験を RubyKaigi でも再現したいというのが発端だと記憶しています。

朝食は、RubyKaigi の二日目と三日目の朝 8:00 よりオープンします。 朝ご飯をどうするか悩んでいる方は、是非お越し頂いて RubyKaigi 参加前の英気を養ってください。 ホテルで朝食を食べるよという方も、コーヒー等用意していますので、RubyKaigi の始まる前の時間をゆったりと使って頂ければと思います。

ドリンクアップもやります

朝食だけでなく、例年好評でしたので、今年も二日目の夜にESM Drinkup を開催します。 残念ながら、こちらはすでにキャンセル待ちの状態です。 なお、RubyKaigi 二日目には様々なドリンクアップ が企画されているので、そちらの方もご検討ください。

よければ二次会以降に合流して、親睦を深めさせて頂ければと思います。

ブースにてプランニングポーカーを配布します

RubyKaigi 2016 では 阿闍梨餅、RubyKaigi 2017 では扇子とうちわというグッズ(?)を用意しました。 今年は、あらたにプランニングポーカーを作成し、企業ブースにて配布します。 デザインは、RubyKaigi 2018のサイトデザインもやっている、@machidaさんです。

この記事を書いている時点では、現物はまだ到着しておりません。是非どのようなデザインになっているか、RubyKaigi 当日にブースに来て頂いて、手に入れて確認いただければと思います。

ブースには、弊社のメンバーが誰かしらおりますので、お気軽にコンタクトをとってください。

学生を RubyKaigi に招待します

ESM では RubyKaigi 2013 から、メンバーに対し RubyKaigi の参加費を補助を行っていました。今年は、新たな試みとしてRubyKaigi 2018に学生を招待することにしました。すでに募集と抽選は完了しており、3 名の学生さんを招待することとなりました。

今回学生招待をする背景として、学生さんが RubyKaigi に参加するハードルをさげ、あらたに Ruby コミュニティの仲間が増える手助けになればというのがあります。参加していただく、学生さんには参加レポートをどこかに書いていただくことになっています。公開されましたら、またこちらのブログにて紹介できればと思います。

LT で使う銅鑼を貸し出します

今年も LT の終了のゴングとして使われる銅鑼を貸し出します。 実は例年、RubyKaigi の LT で使われている銅鑼は、弊社@amapyonの私物なのです。

最後に

弊社は、今年例年以上に盛りだくさんな内容で、RubyKaigi に関わります。 会場で見かけた際は、仲良くしてください。

こんなふうに、Ruby コミュニティにもっと関わっていきたいという仲間を弊社は待っています。 気になるという方は、是非ブースにて気軽にお声がけください。

Ruby X Elixir Conf Taiwan 2018 に参加しました

こんにちは。@hisasと@swamp09 です。

4/27 - 4/28 で行われた Ruby X Elixir Conf Taiwan 2018 に、弊社から @koic@junk0612@hisas@swamp09 と、引率の @kakutani の5名で参加しました。

4泊5日の日程で、旅費はアジャイル事業部の経費から出してもらいました。今日はその様子をお伝えします。

4/26 (前日)

前泊するため、台湾に移動しました。 5xRubyさんのオフィスでPre Partyに参加しました。

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@junk0612 が、前回の RubyConf Taiwan 2016 で 5xRubyさんのオフィスに書き込んだ 「小林純一(新卒氏)」を「小林純一(旧新卒氏)」にアップデートしていました。 f:id:swamp09:20180520222819j:plain

4/27 (カンファレンス 1日目)

会場入りです。

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1日目は@matz のキーノートで始まりました。 Ruby after 25 years というタイトルでRubyの歴史と未来の話をされていました。 Ruby 3x3 に向けた大きな機能としてMJIT、Guild、Steepが動いており、 それぞれの実装者である@k0kubun@_ko1@soutaroもスピーカーとして台湾に来ていたため会場で紹介されていました。 f:id:hkame6926:20180517190536j:plain

この日の他のセッションで印象に残ったのは、@vzvu3k6k の AST Tools for Your Daily Development でした。 Rubyソースコードをパースするツールの説明の後、RuboCopのCopをライブコーディングで作成していました。 ライブコーディングだったので詰まってしまうところもあり少しハラハラしましたが、観客からのフォローもあり問題なく進行していました。 資料: https://twitter.com/vzvu3k6k/status/989777032199335942

4/28 (カンファレンス 2日目)

@a_matsuda のキーノートで始まりました。 各フレームワークの速さを比較しているGitHubのリポジトリで、Railsはもっとも遅い結果となっていたのは衝撃でした。 松田さんは遅いと言われているRailsを速くするため、遅くなっている原因を探り、パッチを当ててパフォーマンスを改善していました。 実際のパッチはこれらなどです。Reduce extra object creations in TaggedLoggingDon't try to destoy the given string via method argumentReduce String allocations when building Action View tags 松田さんがスライドで紹介したように会場にいた我々もうアプリケーションの遅い原因を探り改善できます。もしその原因がフレームワークにあればそちらにパッチを当てて速くしていきたいところです。 f:id:swamp09:20180521131042j:plain

@mrknワークショップでは、Rubyのデータツールについて学ぶことができました。 Rubyのデータツールの現状についての説明の後、Jupyter Notebookでプログラムを動かしながら進行しました。 タイタニック号の乗客のデータを使って、データフレームの扱いを学んだり、PyCallを使ってRubyからPythonのコードを動作させたりしました。 最後にMNISTというデータセットを使って、数字を手書きした画像を深層学習で解析しました。 機材トラブルがあり、少し時間が足りずに飛ばされた部分もありましたが、セッション3コマ分の充実した内容でした。

セッションの合間にTea Breakがあり、お菓子とコーヒーなどが振舞われました。 その際にスポンサーブースではしゃぐ @junk0612 氏 f:id:swamp09:20180520224807j:plain

カンファレンス終了後に、台湾の Ruby フレンズに夜市を案内してもらいました。すごく人が多く混雑していて、活気がありました。 f:id:swamp09:20180517181322j:plain

4/29 (最終日)

最終日は鼎泰豊で台湾料理をいただき f:id:hkame6926:20180517185713j:plain

世界三大博物館の国立故宮博物院を観光しました。 f:id:swamp09:20180517181336j:plain

まとめ

台湾に初めて行きましたが、観光に行く日本人の方が多いからなのか、街中にカタカナが多く見られたのが印象的でした。

Ruby X Elixir Conf Taiwan 2018のスタッフのほとんどが5xRubyの方々でした。大変ありがたく思うと同時になぜ他の会社の人も参加しないのか中の人に聞いてみたところ、台湾ではRubyで仕事をしている会社がまだ多くないからだそうです。 今回のようなカンファレンスを通じて台湾でRubyが採用される事例が増えていくといいなと思いました。

We are hiring

永和システムマネジメントでは、アジャイルな開発を一緒にやってくれるRubyistを募集中です。 今回の旅費は全部会社が出してくれました!海外のカンファレンスにもお金を心配することなく参加することができます。興味のある方は、Wantedlyからぜひ連絡をください。

Rails / OSS パッチ会 2018年5月のお知らせ

Rails / OSS パッチ会を2018年5月7日(月)に開催します。

この会をひとことでいうと、日頃のお仕事で使っている Rails をはじめとする OSS への upstream にパッチを送る会です。

会には RubyRails のコミッターである顧問の a_matsuda もいますので、例えば Rails に送るパッチのネタがあるけれど、パッチを送るに適しているかの判断やパッチを送る流れが悩ましいときなど a_matsuda に相談して足がかりにするなどできます。

開催時間は 17:00-19:00 となりますがご都合のあう方はぜひご参加下さい。特に募集ページなど設けませんので、興味のある方は永和システムマネジメントの神田オフィスまでお越し下さい。

http://agile.esm.co.jp/about/office.html#nav

今週の Rails 5.2.0 リリースRails 熱の高まった人などお気軽にお越しください。

4/17-4/19 で開催される RailsConf 2018 スピーカー a_matsuda の土産話なども聞けるかもしれません。

railsconf.com

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Rails / OSS パッチ会 2018年4月のお知らせ

Rails / OSS パッチ会を2018年4月2日(月)に開催します。

この会をひとことでいうと、日頃のお仕事で使っている Rails をはじめとする OSS への upstream にパッチを送る会です。

会には RubyRails のコミッターである顧問の a_matsuda もいますので、例えば Rails に送るパッチのネタがあるけれど、パッチを送るに適しているかの判断やパッチを送る流れが悩ましいときなど a_matsuda に相談して足がかりにするなどできます。

開催時間は 17:00-19:00 となりますがご都合のあう方はぜひご参加下さい。特に募集ページなど設けませんので、興味のある方は永和システムマネジメントの神田オフィスまでお越し下さい。

http://agile.esm.co.jp/about/office.html#nav

先日の Rails Developers Meetup 2018 の流れで Rails 熱の高まった人などお気軽にお越しください。

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沖縄Ruby会議02で登壇しました

ruby.okinawa

koic です。

ActiveRecord::ConnectionAdaptersの下の世界』というタイトルで登壇しました。

私の発表は以下のような流れです。

Rails を使ったアプリケーションの話ではなく、Rails の中身やその周辺についての話への知見が共有される場もあって良いと思い、今回良い機会となりました。

当日のスライドと前後の日記は以下です。

speakerdeck.com

この辺り詳しく聞きたい箇所などあれば、2018年4月2日(月)に予定している Rails / OSS パッチ会に来ていただくなどで応えたりできるので、そちらお気軽にどうぞ。

今回は角谷フェローに送ってもらいつつ、会場までの道すがら沖縄についての説明をしてもらったりしました。この場を借りて改めてありがとうございました。

最後にいつものやつです。

www.wantedly.com

Rails / OSS パッチ会 2018年2月のお知らせ

Rails / OSS パッチ会を2018年2月26日(月)に開催します。

この会をひとことでいうと、日頃のお仕事で使っている Rails をはじめとする OSS への upstream にパッチを送る会です。

会には RubyRails のコミッターである顧問の a_matsuda もいますので、例えば Rails に送るパッチのネタがあるけれど、パッチを送るに適しているかの判断やパッチを送る流れが悩ましいときなど a_matsuda に相談して足がかりにするなどできます。

開催時間は 17:00-19:00 となりますがご都合のあう方はぜひご参加下さい。特に募集ページなど設けませんので、興味のある方は永和システムマネジメントの神田オフィスまでお越し下さい。

http://agile.esm.co.jp/about/office.html#nav

Rails 5.2 が master からブランチアウトされて、Rails 6.0 の開発がはじまったところなので、そのあたりのネタでワイワイやりたい人なんかもお気軽にどうぞ。

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2018 アジャイル事業部 年始のご挨拶の会を開催しました

はじめまして。2017年度入社の@hisasです。

2018/01/24に永和システムマネジメント東京支社にてアジャイル事業部 年始のご挨拶の会を開催しました。

esminc.connpass.com

カレンダー配布会

今年も年始のご挨拶ということで、2018年度カレンダーの配布と、

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各月を担当した弊社社員による熱いLTが行われました。

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当日のTwitterハッシュタグ#oblove_calendar です。

スライドの紹介

以下に公開されているスライドを紹介します。


GraphQL Subscription with Relay and Action Cable

@hibariya

speakerdeck.com


@babel/polyfill 再確認

@muryoimpl

speakerdeck.com


欲しいものを作ろう

@colorbox

speakerdeck.com


Write Code Every Day

@swamp09

speakerdeck.com


すぐできるDocker

@hidenba

speakerdeck.com


Elixir

@emattsan

www.slideshare.net


パイプラインオペレータの作り方

@wat-aro

esa-pages.io


Assert First

@hisas

speakerdeck.com


書籍『テスト駆動開発』7つの魅力のご紹介

@haru01

speakerdeck.com


まとめ

今年は技術寄りな内容のLTが多く、これ後で試してみたいなと思うものばかりでした。

中でも新卒で同期の@swamp09 の発表は、彼自身が毎日コードを書くことを実践しているということで刺激を受けました。

また、個人的には学生時代お世話になった@machida@komagataがお越しになっていたので、発表する前は成長した姿を見せられるか緊張しましたが、楽しく話すことができました。

会場へお越しくださった皆様、ありがとうございました。

今年もよろしくお願いいたします。