ESM アジャイル事業部 開発者ブログ

永和システムマネジメント アジャイル事業部の開発者ブログです。

Rails / OSS パッチ会 2018年4月のお知らせ

Rails / OSS パッチ会を2018年4月2日(月)に開催します。

この会をひとことでいうと、日頃のお仕事で使っている Rails をはじめとする OSS への upstream にパッチを送る会です。

会には RubyRails のコミッターである顧問の a_matsuda もいますので、例えば Rails に送るパッチのネタがあるけれど、パッチを送るに適しているかの判断やパッチを送る流れが悩ましいときなど a_matsuda に相談して足がかりにするなどできます。

開催時間は 17:00-19:00 となりますがご都合のあう方はぜひご参加下さい。特に募集ページなど設けませんので、興味のある方は永和システムマネジメントの神田オフィスまでお越し下さい。

http://agile.esm.co.jp/about/office.html#nav

先日の Rails Developers Meetup 2018 の流れで Rails 熱の高まった人などお気軽にお越しください。

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沖縄Ruby会議02で登壇しました

ruby.okinawa

koic です。

ActiveRecord::ConnectionAdaptersの下の世界』というタイトルで登壇しました。

私の発表は以下のような流れです。

Rails を使ったアプリケーションの話ではなく、Rails の中身やその周辺についての話への知見が共有される場もあって良いと思い、今回良い機会となりました。

当日のスライドと前後の日記は以下です。

speakerdeck.com

この辺り詳しく聞きたい箇所などあれば、2018年4月2日(月)に予定している Rails / OSS パッチ会に来ていただくなどで応えたりできるので、そちらお気軽にどうぞ。

今回は角谷フェローに送ってもらいつつ、会場までの道すがら沖縄についての説明をしてもらったりしました。この場を借りて改めてありがとうございました。

最後にいつものやつです。

www.wantedly.com

Rails / OSS パッチ会 2018年2月のお知らせ

Rails / OSS パッチ会を2018年2月26日(月)に開催します。

この会をひとことでいうと、日頃のお仕事で使っている Rails をはじめとする OSS への upstream にパッチを送る会です。

会には RubyRails のコミッターである顧問の a_matsuda もいますので、例えば Rails に送るパッチのネタがあるけれど、パッチを送るに適しているかの判断やパッチを送る流れが悩ましいときなど a_matsuda に相談して足がかりにするなどできます。

開催時間は 17:00-19:00 となりますがご都合のあう方はぜひご参加下さい。特に募集ページなど設けませんので、興味のある方は永和システムマネジメントの神田オフィスまでお越し下さい。

http://agile.esm.co.jp/about/office.html#nav

Rails 5.2 が master からブランチアウトされて、Rails 6.0 の開発がはじまったところなので、そのあたりのネタでワイワイやりたい人なんかもお気軽にどうぞ。

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2018 アジャイル事業部 年始のご挨拶の会を開催しました

はじめまして。2017年度入社の@hisasです。

2018/01/24に永和システムマネジメント東京支社にてアジャイル事業部 年始のご挨拶の会を開催しました。

esminc.connpass.com

カレンダー配布会

今年も年始のご挨拶ということで、2018年度カレンダーの配布と、

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各月を担当した弊社社員による熱いLTが行われました。

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当日のTwitterハッシュタグ#oblove_calendar です。

スライドの紹介

以下に公開されているスライドを紹介します。


GraphQL Subscription with Relay and Action Cable

@hibariya

speakerdeck.com


@babel/polyfill 再確認

@muryoimpl

speakerdeck.com


欲しいものを作ろう

@colorbox

speakerdeck.com


Write Code Every Day

@swamp09

speakerdeck.com


すぐできるDocker

@hidenba

speakerdeck.com


Elixir

@emattsan

www.slideshare.net


パイプラインオペレータの作り方

@wat-aro

esa-pages.io


Assert First

@hisas

speakerdeck.com


書籍『テスト駆動開発』7つの魅力のご紹介

@haru01

speakerdeck.com


まとめ

今年は技術寄りな内容のLTが多く、これ後で試してみたいなと思うものばかりでした。

中でも新卒で同期の@swamp09 の発表は、彼自身が毎日コードを書くことを実践しているということで刺激を受けました。

また、個人的には学生時代お世話になった@machida@komagataがお越しになっていたので、発表する前は成長した姿を見せられるか緊張しましたが、楽しく話すことができました。

会場へお越しくださった皆様、ありがとうございました。

今年もよろしくお願いいたします。

リリース前のプロジェクトを Ruby2.5 で動くようにするためやったこと

明けましておめでとうございます。新年最初の仕事は昨年の勤怠入力でした。

さて、2017/12/25 に Ruby2.5 がリリースされましたね。今日は、今私がやっているプロジェクトの Ruby を 2.5 にした時に行ったことを書きます。 リリース前のプロジェクトのため、Ruby2.5 対応のゴールは、アプリが起動し、テストがパスすることとしました。

私のプロジェクトでは、開発環境から本番(リリース前なので稼働はしていませんが)まで Docker を使っています。

まずは、https://hub.docker.com/_/ruby/ に 2.5.0-alpine が来ているのを確認後、Dockerfile を書き換えビルドしました。また開発環境には BUNDLE_PATH と node_modules に別途マウントした Volume を指定していたため、この Volume をクリアする必要がありました。これは、使っている gem や npm のライブラリにネイティブライブラリのものを使用していたためです。

アプリの起動までには、一箇所修正が必要でした。それは、devise 4.3.0 を使用していたのですが、そのバージョンだと Ruby2.5 の syntax change を踏んでいました。そのため、修正されたバージョンである 4.4.0 にアップデートすることで起動が可能となりました。

テストでも一箇所修正する点がありました。concern したモジュールのテストをモデル側でする際に、description に以下のような書き方をしている箇所がありました。

module Authenticable
end

class User
  include Authenticable
end

describe User::Authenticable do
end

この User::Authenticable と書かれているところで、NameError が発生するようになりました。 これは Ruby2.5 でトップレベルの定数探索が削除された ことによる影響でした。 なので、ここは User::Authenticable'User::Authenticable' のように文字列にすることで回避しました。

私のプロジェクトは、まだ規模も小さいため、これぐらいの修正で対応が完了しました。

これにより、pp を require せずに使えたり、Hash#tranform_keysHash#slice を使えたり色々便利な機能を ActiveSupport なしで書けるようになって便利になりました。 また、3 倍早くなったと噂のブロックパラメーターや do ... endrescue などが使えるようになるのも楽しみです。

それでは、良い一年を。

2018 アジャイル事業部 年始のご挨拶の会のご案内

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すっかり年の瀬となりました。来年の準備はおすみでしょうか?

アジャイル事業部では昨年に引き続いてオブラブカレンダーを作成いたしました。今回も各月ごとに個性的なテーマを盛り込んでいます。

そして今回も事業部の年始のご挨拶を兼ねまして、お年賀としてカレンダーをお渡しする会を開催することとなりました。

各月のテーマに沿った内容をメンバが LT で語ります。 また簡単な軽食とお飲物を用意しておりますので、ご来場いただき LT と食事をひとときお楽しみいただけたらと思います。

開催は年明けの1月24日(水)の夜です。

ご参加を希望される方は申し込みページからご登録をお願いたします。

年始としてはいささか遅い時期となってしまいますが、皆様のご来場をお待ちしています。

Ruby-Docへのフィードバックについて

新卒氏ズのひとりのスワンプ氏とランチを食べながら、「るりま」のサンプルコードプロジェクトでの活動の話を聞いていたりした。

github.com

その際に「るりま」を元にしたものを Ruby-Doc にフィードバックするにはどうしたらという話があったのでその事例を紹介する。

以下は以前に Module#constants について「るりま」と Ruby-doc 両方にフィードバックした際の PR となる。この時はまず Ruby-Doc に送ってから「るりま」に送っていたが話としては類似したものだと捉えている。

ので GitHub に慣れているようであれば ruby/ruby をフォークして PR を送るのが良いだろう。